2023年07月21日 (金)

学びの風景「児童文化」~保育を学んでいる!という実感~

初等教育学科1年生の「児童文化」(関川満美講師)では、絵本や手遊び、伝承遊び等様々な児童文化財について学びます。1年次春セメスターは、これから始まる保育の学びに対して期待感をもつ時期であってほしいと願っています。「児童文化」では、学生同士での絵本の読み聞かせを行ったり、手遊びを調べて実践をしたりするような「保育技術の向上」を目指すことと、多くの絵本に触れることを純粋に楽しんだり、折り紙やおはじき遊び等の伝承遊びに親しんだりすることで「子どもの目線で保育活動の面白さを知る」こと、双方を大切に考えて授業をすすめています。

この授業で新しい絵本や手遊びに出会ったある学生は、授業後に笑顔で「なんか保育の学校に来たって感じ!」と友達と語り合っていました。また、他学生の読み聞かせを聞いている時や、様々な遊びを体験している時の学生たちの表情は、すっかり子どもの頃に戻ったようで、夢中になってお話や遊びに没頭している姿も見られます。

最初の頃は緊張で絵本を持つ手が震えていた学生も、数回の演習を通じてとても素敵な読み聞かせができるようになりました。夏休み、保育現場へボランティアに行った際には「子どもたちの前で絵本を読んでみたい!」と自信に満ちた表情で話していました。


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おはじき (2).JPG

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【短期大学部】