2023年07月21日 (金)

大船キャンパスのビオトープで、神奈川県立青少年センター科学部主催「子ども科学探検隊」の「鎌倉メダカの観察」が開催されました。

6月24日(土)、大船キャンパスにて、神奈川県立青少年センター科学部主催「子ども科学探検隊」に児童学科(保坂和彦教授)が提供した小学生向けの講座「鎌倉メダカの観察」が開催されました。

大船キャンパス東山ビオトープの池には、20年前、鎌倉市環境政策課の協力により導入した滑川水系のクロメダカ(通称「鎌倉メダカ」)が暮らしています。今回の講座には、県内の小学生14名がご家族と一緒に参加し、池を覗き込んでメダカを探したり、水生昆虫を網で捕獲したりする活動をおこないました。

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網で池の生物を捕獲

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ミニビオトープの鎌倉メダカを観察

さらに、理科学実験室で、メダカの成魚をミルソー(観察用の平たい水槽)に入れてじっくり観察しました。また、学友会公認クラブである生きもの倶楽部の部員3名が学生スタッフとして参加し、子どもの動きに目を配り、活動が安全で楽しくなるように盛り上げてくれました。

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鎌倉メダカをじっくり観察

子どもたちの感想には、「メダカをすくうのが楽しかった」「メダカのオスとメスの見分け方がわかった」「ビオトープ池でメダカだけではなく、他の生き物も見られてよかった」「鎌倉メダカが野生では絶滅していることを初めて知った」などと書かれており、本来メダカが貴重な野生動物でもあることに気づきながら、楽しく活動に取り組んでくれていたことがわかりました。



【児童学部 児童学科】