2023年06月21日 (水)

ゼミ紹介「幼児教育学・保育学ゼミナール」

「幼児教育学・保育学ゼミナール(花岡隆行講師)」では、幼児教育・保育を取り巻く諸問題について、それぞれのゼミ生が2年間をかけて興味・関心のあることに対して研究テーマを各自で決め、文献や保育現場での調査を行い、卒業時に卒業論文として研究成果をまとめることを目指して活動しています。

これまでの先輩たちは、幼児教育・保育を取り巻く諸問題について、例えば、子どもが自然に触れる遊びを分類・整理することで、その遊び方や教育的効果の特徴を分析したり、乳児の人見知りについてこれまでどのような研究分野でどのような先行研究がなされてきたのかを整理するといった基礎的な研究から、現代的課題である幼児教育におけるICT活用の実態の調査や、デジタル絵本の現状の調査と分析、子育て世代包括支援センターの課題と利用促進への提言等、自分の関心に沿った課題を設定し、保育者を目指す立場や、デジタル化社会の中で育ってきた自らの視点を持って、オリジナリティあふれる研究してきました。

4月から新たにゼミに所属した3年生もまた、それぞれ幼児教育や保育に対して強い関心を持っていますが、それを具体的な研究テーマに高めたり、問題の所在を明らかにするため、まず必要となる文献検索の技術を学びました。

現在はインターネットで検索できる文献が非常に多く、充実してきたため、実際にそれぞれの情報通信端末を用いて関心のあるキーワードを入力し、どのような先行研究があるのか概観したり、実際にインターネット上で公開されている論文を読む等の経験をして、研究への第一歩を踏み出しました。

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【児童学部 児童学科】