2023年06月07日 (水)

授業紹介(解剖学実習)

2年生春セメスターの解剖学実習の様子です。
解剖学実習では正常な人体の構造や機能について、基礎的なことにとどまらず発展的な内容まで学び、人体に関する知識を深めていきます。

この日の授業では、消化器系と泌尿器系の一部について、模型を見たり各自調べたりしながら各臓器の名称や構造を理解・確認し、指定されたプリントにカラーリング(彩色)を行いました。
カラーリングは一見単純な作業のようにも思えますが、まずは自ら考え、理解し、不明点があれば教員に質問するなどしてあやふやな知識を明確にしていきます。細部にわたるまで注意を払って完成させていきます。1項目(1臓器)のカラーリングに用いる色数は15以上のものがほとんどで、実習を積み重ねることで人体全体の詳細なイメージを構築できることを目指しています。

実習後半には光学顕微鏡を使用して人体組織の標本を観察し、組織学のスケッチを行っています。この実習を通して、解剖学と組織学を学びながら、栄養素の受け手となる人体について理解を深めていきます。

解剖学実習4.jpg
[真摯にカラーリングに取り組んでいます]

解剖学実習3.jpg
[参考文献も必須です]

解剖学実習2.jpg
[カラーリングは濃く丁寧に行なっています]

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[模型を交えながら、カラーリングを行っています]



【家政学部 管理栄養学科】