2017年06月06日 (火)

保育実践力を高める「保育力育成ワークショップ ~パネルシアター~」報告


児童学科では、学生が保育を総合的に理解し、実習参加に向けて、その実践的な能力を身につけるために「保育力育成ワークショップ ~パネルシアター~」を行っています。ネル布を張ったボードを舞台に、様々な絵人形を登場させながら物語が展開するパネルシアター。子どもとのやりとりを楽しみながら、歌をはさんだりお話しの内容を変化させたり・・・子どもたちは目を輝かせて、物語の世界に引き込まれていきます。

パネルシアターの魅力の一つは、保育者のアイデア次第で、魅力的な登場人物を作ったり歌や登場人物のセリフを工夫できたりすることです。保育技術に直結するこのワークショップは、児童学科2年生の希望者を対象に4回のセッションが組まれています。


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パネルシアターの特徴や演じ方を学んだ後、自らパネルシアターを制作して実演します。ワークショップに参加している他の学生は、子どもになりきって楽しみながら勉強します。実習の時に活用できるように「指導案」の書き方も身につけます。

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児童文化に精通する教員が指導にあたります。学生が作成した素敵な作品です。
「もっともっと子どもと楽しむために」演じ方も含めて様々なアドバイスをします。

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学生が制作した個性あふれるパネルシアターです。子どもたちと一緒に楽しみたいですね。実習が待ち遠しくなります。


参加した学生の声(抜粋)
少人数だったので、先生との距離が近く、実践的な学びにつながりました。
パネルシアターを実際に制作して発表することで自信がつきました。
春休みの時間がある時でよかったです。今回受講して、もっと自分で勉強したくなりました。
子どもたちの前でパネルシアターをやってみたいと思いました。実習が楽しみです。
先生方のアドバイスで「もっとこうしたら・・・」ということがわかったのでさらに工夫したいです。
自分自身が楽しかったです。また参加したいと思います。