2019年08月13日 (火)

神奈川県「大学発・政策提案制度」に本学 学術研究所 子ども・子育て研究施設の提案が採択されました。


神奈川県「大学発・政策提案制度」に、学術研究所 子ども・子育て研究施設が提案した「少子高齢社会のかながわ多世代子育て・孫育てコミュニティ構築」が採択されました。
8月2日(金)、神奈川県庁新庁舎において、「2019年度大学発・政策提案制度」に採択された3大学への表彰式が行われ、黒岩県知事から表彰状を授与されました。
「大学発・政策提案制度」は、県内に所在する大学が、県政に関わる政策を提案し、公開コンペ方式の審査により選ばれた提案について、大学と県が協働で事業を実施するという制度です。
今年度は「神奈川県のSDGsの推進に資する事業」が重点テーマとして挙げられ、9大学から10件の提案がされました。そして、第一次審査及び公開コンペの結果、3大学の3件の提案が採択されました。


表彰状授与.JPG
(写真右から 黒岩県知事、学術研究所廣田所長)

提案プレゼン.jpg

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本学の提案は次のとおりです。

【提案名称】
少子高齢社会のかながわ多世代子育て・孫育てコミュニティ構築

【提案の目的】
県内の少子化の進行と高齢化の加速への対応として、県民が安心して子どもを産み育てられる環境づくりと、高齢者が自らの社会的存在意義を認識できる環境づくりの必要性が挙げられます。そこで、子育て世代と中高年世代・祖父母世代が一体となり、社会全体で子育て・孫育てを応援する仕組みとしての「かながわ多世代子育て・孫育てコミュニティ」の構築を図ることを目的としました。

【実施内容】
①子育て・孫育て支援に関する現状把握のためのアンケート調査を行います。
②アンケート調査の結果を受け、祖父母と潜在保育者を対象とするプログラムを開催します。
③プログラム参加者に調査を行い、プログラムの効果検証を行います。
④プログラムの成果を元にして、「かながわ多世代子育て・孫育てコミュニティ」構築のためのWebサイトとガイドブックを作成し、発信・配布を行います。
⑤実施年度終了以降も、Webサイトを適宜更新するとともに、両プログラムを継続的に実施していきます。

【実施期間】
2020年度(1年間)

【提案の取組とSDGsとの関係】
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