家政学部 家政保健学科

家庭科教諭を目指す場合

学びの基盤となる必修科目を中心に、家政学、保健学に関する科目を幅広く履修し、基本となる知識を身に付けます。教員志望の学生は、第2セメスターから教職に関する基礎科目の履修を開始します。

4年間の履修例

1年次秋セメスター(第2セメスター)

 
1          
2 教職概論(同和教育を含む)   建学の精神 実践講座(1)    
3 家族関係学 英語(2)   教育原理 調理実習応用
4   生活経営学(家庭経済学を含む) 日本国憲法 食品材料の科学
5 キャリアデザイン 女性と文化   プレゼンテーション  
6          

演習や実験・実習形式で行う専門科目を通して、実践力を高めていきます。第3セメスターの初めに、自分の適性や目標を踏まえて、教職課程の履修登録に臨みます。

4年間の履修例

2年次春セメスター(第3セメスター)

 
1   食品衛生学      
2          
3 食品学実験・実習 住居環境学 現代家族論    
4 基礎栄養学 特別活動及び総合的な学習の時間の指導法   生活とマネー(1)
5     フードコーディネート論 教育方法・技術
(情報通信技術の活用を含む)
教育制度
6   カリキュラム論III   教育相談  

専門性を深める科目を中心に履修し、ゼミナールにも所属し研究に取り組みます。授業以外の時間を有効活用して、教育ボランティアなどに参加し、学校教育現場を体験します。

4年間の履修例

3年次春セメスター(第5セメスター)

 
1 教育方法・技術演習 ドイツ語(1) ゼミナール    
2     英語(3)   フードスペシャリスト論
3   家庭科教育法(2) 被服整理学    
4 おいしさの科学       家庭看護・介護論
5 フランス語(1) 道徳教育の理論と方法      
6          

ゼミナールで取り組んだ研究成果をまとめ、「卒業研究」に取り組みます。教員志望の学生は、教員採用試験に向けて担当教員と相談しながら、計画的に受験準備を行います。

4年間の履修例

4年次秋セメスター(第8セメスター)

 
1     ゼミナール    
2         建学の精神 実践講座(4)
3     教職実践演習(中・高)    
4          
5          
6          

授業時間

時限 授業時間
1講時 8:40~10:10
2講時 10:20~11:50
3講時 12:40~14:10
4講時 14:20~15:50
5講時 16:00~17:30
6講時 17:40~19:10

学生の声

生活者の視点でお客さまに寄り添えることが自分の強みだと思っています


将来進む道を探る中で、特に役立った大学の学びや支援が3つあります。1つ目は、2年次に受けた「企業の知識」の授業です。金融や食品などさまざまな分野を俯瞰的に学び、各業界を研究したことで進路を絞り込む際の助けになりました。2つ目は、企業学習プログラムの一環でもある「生活とマネー①」の授業です。金融についての基礎知識を学ぶことができ、就職活動や内定獲得後に取り組んだ金融商品の取り扱いに必要な一種外務員の資格取得の際にも役立ちました。3つ目は、就職センターのサポートです。金融業界への就職志望を決めた時、支店訪問の準備をスムーズに進められたのは、親身になって相談に乗ってくださった職員の方々のおかげです。私が横浜銀行を第一志望としたのも、この時の支店訪問がきっかけでした。家政保健学科では衣食住や健康、消費経済など、私たちの生活に必要な知識をさまざまな観点から学ぶことができたため、「生活者の視点でお客さまに寄り添えること」が自分の強みになりました。これからも、大学での学びを生かしながら、お客さまに安心してご相談いただける銀行員を目指していきたいです。

S・Kさん
家政保健学科4年
内定先:株式会社横浜銀行(カスタマーサービス職)