第29回みどり祭 特別講演会

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鎌倉女子大学創立80周年記念講演


講師 山極 壽一 氏 総合地球環境学研究所 所長

プロフィール

1952年東京都生まれ。京都大学理学部卒、同大学院理学研究科博士後期課程単位取得退学。理学博士。ルワンダ共和国カリソケ研究センター客員研究員、日本モンキーセンター研究員、京都大学霊長類研究所助手、京都大学大学院理学研究科助教授、同教授、同研究科長・理学部長を経て、2020年まで第26代京都大学総長。人類進化論専攻。屋久島で野生ニホンザル、アフリカ各地で野生ゴリラの社会生態学的研究に従事。
日本霊長類学会会長、国際霊長類学会会長、日本学術会議会長、総合科学技術・イノベーション会議議員を歴任。
現在、総合地球環境学研究所 所長、京都市動物園名誉園長、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)シニアアドバイザーを務める。南方熊楠賞、アカデミア賞受賞。著書に『人生で大事なことはみんなゴリラから教わった』(2020年、家の光協会)、『スマホを捨てたい子どもたち―野生に学ぶ「未知の時代」の生き方』(2020年、ポプラ新書)、『京大というジャングルでゴリラ学者が考えたこと』(2021年、朝日新書)、『猿声人語』(2022年、青土社)、『動物たちは何をしゃべっているのか?』(2023年共著、集英社)など多数。

講演テーマ『人間にとって学びとはなにか』
-ゴリラの眼でみた人間社会 野生に学ぶ「未知の世界」の生き方-

人間の子どもには成長過程で離乳期、思春期という類人猿にはない期間を経る。この時期はそれぞれ世界が自分を迎えてくれる、他者の視線の中で自己を確立するという試練がある。それには身体の共鳴による学びが不可欠である。現代の教育は果たしてそれをうまく子どもたちに経験させているかどうか、考えてみたい。

11月4日(土) 13:00~14:30 (12:30開場)

鎌倉女子大学 大船キャンパス 教室棟3階 大講義室【定員300名】

入場無料(事前申込不要)

※Zoom配信あり。希望者はこちらから事前申込。10月27日(金)締切。

ご来場の皆さまへのお願い

  • ○キャンパス内では、大学教職員および学園祭実行委員会の指示・連絡に従ってください。
  • ○キャンパス内は禁酒禁煙です。
  • ○立入禁止区域への進入はご遠慮ください。
  • ○大学の許可のないアンケート・勧誘行為等は一切おことわりします。
  • ○学生および来場者の皆さまが不安や迷惑に感じるような行為(撮影など)は行わないでください。
  • ○撮影した写真・動画を大学の許可なくインターネットやSNS等に掲載することを禁止します。
  • ○車・バイク・自転車による来校および近隣商業施設への駐車・駐輪は固くご遠慮願います。また道路の駐停車も固くご遠慮願います。
  • ○ペットを連れてのご入場はご遠慮ください。(盲導犬などのほじょ犬を除く)
  • ○お食事はイートインスペース(教室棟4階、食堂棟1階カンティーン)にてお願いいたします。
  • ○ゴミをポイ捨てしないでください。分別にご協力ください。