初等部だより

2022年10月19日 (水)

「響き合う声と音楽 輝く演技 ~再開の学習発表会~」1日目(10月6日)

コロナ禍により2年間中止となっていた学習発表会が、社会に合わせた形態への変化を加えて、この10月に開催されました。
制限がある中でよりよい発表を目標に、学年ごとの表現方法や題材を検討し、子どもたちの主体的な学びの育成につながるように役割を決めるなどして、練習方法にも綿密な工夫を取り入れました。それが結果として学年の個性や持ち味を存分に発揮されることにつながる、新鮮で豊かな表現の場となりました。
まずは1日目の演目をご紹介します。

1年生『ことばであそぼう』
言葉は、さまざまな響きやリズム、意味などが絶妙に溶け合って、今に生きています。1年生は国語の授業で学んだ日本の伝統的な詩歌や名文、身近な数の読み方などを題材に、メロディーを交えた元気いっぱいの声とダンス、可愛らしい衣装で、6つのシーンごとにヴァリエーション豊かな発表を行いました。
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2年生『ひまわりMusic Show!』
ディズニー作品でおなじみの人気曲を題材に、前半は学年全員によるボディーパーカッションで元気にオープニングを披露しました。後半は打楽器をふんだんに用いたポップな曲に挑戦。まず2組から『スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス』を、1組は『ジッパ・ディー・ドゥー・ダー』を、3組は『アンダー・ザ・シー』を、元気よくリズミカルに発表しました。
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3年生『The Giving Tree おおきな木』
3年生はシェル・シルヴァスタイン作『おおきな木』を題材にした、日本語と英語による朗読劇の発表に取り組みました。一本のおおきなリンゴの木と少年の心の交流から始まる、世界中の人に愛される物語です。時間の流れの中で、木とともに成長する少年が成人になり老境を迎えるまでの人生を、言葉の発音や抑揚を意識して物語を表現できました。
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