初等部では、建学の精神である「感謝と奉仕に生きる人づくり」を基盤に、「豊かなこころ」「確かな学力」「健やかなからだ」を身に付けた品位ある初等部生の育成をめざしています。この普遍的な教育理念を継承しつつ、初等部生一人ひとりがこれからの社会の変化に力強く向かっていける教育環境を整えていくこともまた、わたしたちの使命と考えます。
その基盤となるのは、日々の一時間一時間の授業です。小学生の授業時間は、入学から卒業までの6年間でおよそ6000時間あります。その一時間一時間を初等部生にとって、いかに充実した授業としていくのか、これこそ初等部が最も大切にしていることです。授業は、学力の向上のみならず、こころやからだの成長にも大きな影響を与えます。初等部では、一人ひとりの初等部生に寄り添い、“ていねいできめ細やかな授業”を積み上げることこそ皆様の信頼に応えることだと考えています。
初等・中等教育統括部長高橋 正尚