初等部の授業の特徴を表すキーワードは「5時間目の1年生」「授業の残り5分間」「全教科にバランスよく」です。昼食後の5時間目も教師がはつらつと授業を行い、1年生も先生と同じくらい元気に授業に取り組む姿、授業の残り5分間までも子ども達の興味関心が絶えないように工夫された授業、それらがどの教科においても日常的に行われているのが初等部の授業と考えています。学年が上がるにつれ教科数が増えるので、全教科に前向きに取り組むことは大変なことかもしれません。しかし、前向きに取り組むことで培われる「主体的な学習態度」は、将来必ず役に立つことでしょう。

今も昔も変わることなく初等部で大切にしてきたこれらを軸とし、“ていねいできめ細やかな授業”を実現するため、初等部では、「1年生のダブル担任制」をはじめ独自の取組みが数多くあります。いつでも授業見学を受け付けておりますので、日常の初等部生の姿を見に来ていただければ幸いです。