初等部だより

2020年12月22日 (火)

2学期終業式

すっきりと晴れ渡った冬空の下、頬をさすような空気もまた気持ちよく感じられる今日、初等部では2学期終業式が行われました。
依然として猛威を奮う新型コロナウイルス感染拡大の影響でオンラインでの式となりましたが、代表児童の言葉では、友だちと一緒に学び活動できることへの喜びと感謝が述べられ、いつもと違う日々の中でもきちんと自分と向き合い振り返りを行うことができている様子が伝わってきました。
このような状況下においても、初等部生一人ひとりがそれぞれの目標を掲げ、元気に新しい年を迎えられることを願っています。
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2020年12月22日 (火)

3年生 図工の授業 思い出、色とりどり「大切なメモリー」

3年生の図工科では、秋の半ばより初等部独自の工作題材「大切なメモリー」に取り組んできました。
思い出の瞬間を捉えた1枚の写真を飾るためのフォトフレームづくりを通し、自分の生活を豊かにするための作品を生み出す意思と、一つひとつのプロセスを丁寧に行えるよう、時間的な見通しを持って取り組む心や技能を、実践を繰り返し積み重ねることで、その定着を図っていきました。

「この形、この色が似合うと思う」
これは、豊かな人生を自らで創造することに繋がる美意識の根幹にある感覚です。こういった感覚を日常でより働かせ、磨き、表現へと
循環させることは、生涯にわたって人間が持ち続けていく大切な精神活動です。
児童は、板状の段ボールからフレーム型にカッターで切り出し、半紙を水のりで丁寧に貼り重ね、イメージに基づいたベースカラーや模様を着色していきます。中盤には、軽量粘土によるデコレーションを工夫しながら施し、いよいよ作品の主役である写真を慎重に挟みこみ、作品紹介カードを書いて完成となります。

このように、表現を通して心を可視化して
いく経験、そして、妙なる自然の力への尊敬と、表現を実践できることへの感謝を持ち続けることは、これからの新しい価値を生み出していく人間を育成するための大切な礎となっていきます。
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2020年12月18日 (金)

4年生 書写の授業

書き初めに向けての毛筆の練習を行いました。
姿勢を正し、心を落ち着かせて半紙に向かい、一画一画を丁寧に文字を書いていきました。
お手本をよく見ながら集中し、止め・はね・はらいに気をつけて何度も練習していました。
妥協せず、より良い字を目指して取り組み、自分なりに納得できる書くことができた時の表情は、とても満足そうに見えました。
本番でも今回同様、集中して取り組んでくれることを願っています。
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2020年12月17日 (木)

2年生 図工の授業

2学期は平面と立体の作品1つずつに取り組みました。
平面の作品では、「ひみつのたまご」というテーマで、たまごの中から出てくるものを想像して絵に表しました。絵の具を使うのは久しぶりでしたが、新しく習った「吹き流し」や「バチック」、「スクラッチ」などの技法も取り入れながら、思い思いの作品を仕上げることができました。
立体の作品では、紙粘土とペットボトルを使ったカラフルパフェを作りました。見本や写真をよく見ながら、粘土に絵の具を混ぜ、実物に近くなるように、果物やお菓子を再現しました。完成後は友達の作品を鑑賞し、友達のいいところや、取り入れたいところを見つけることで、感性を刺激し合うことができました。
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