初等部だより

2022年03月23日 (水)

思いを胸に、新たな一歩へ  令和3年度 修了式

三寒四温をくりかえし、一歩ずつ季節が暖かな春へと進んでいく季節。先日、卒業式を終えたばかりの初等部では、3月18日に修了式が行われました。
初等部部長からのお話のあと、代表の児童からこの一年のふり返りの言葉が述べられました。

学校生活の中で、自分を見つめ、友だちとの関係を築くなかでの発見、毎日の授業の学び、形を変えた新しいアイデアの行事など、子どもたちの心にはさまざまな思いが去来していることでしょう。4月からは、施設のスケールが広がった初等部で、清新な期待感を胸に、新たな生活が始まります。
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2022年03月18日 (金)

第66回卒業証書授与式

春の温かい日差しに包まれた3月16日(水)、鎌倉女子大学初等部第66回卒業証書授与式が行われました。
昨年度と同様、卒業生と保護者は松本講堂、在校生は教室で映像を見ながらの実施となりました。

分散された形式でしたが、凛とした緊張感がどの場所にも伝わり、厳粛な雰囲気の中、式が進行していきました。
今年の卒業生の学年の名前は「たんぽぽ」。学年名の通り、とても温かい雰囲気の学年でした。初等部を巣立つ卒業生は、たんぽぽの綿毛のように、一人ひとり新しい世界に羽ばたいていきます。

これからも、温かい思いやりの気持ちを忘れずに中学校でも頑張っていってほしいと思います。
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2022年03月17日 (木)

オンライン環境学習【6年生 理科】

3月4日(金)に6年生の理科「人や生き物と環境」の学習の一環として、ナショナルトラストについてオンライン学習を行いました。
毎年、この時期に出前授業として、日本ナショナル・トラスト協会の講師の先生に授業をしていただいていました。今年もコロナ禍のため、講師の先生にご協力いただきオンラインでの開催となりました。
動画やプレゼン資料を用いたお話、クイズなどを通してわかりやすく指導してくださいました。
イギリスで生まれた活動ですが、鎌倉の鶴岡八幡宮の森が地元の方たちの努力で守られたことが日本で最初のナショナルトラストだったということを教えてもらいました。

~子どもたちの感想~
〇「鎌倉の当たり前にある自然を特別な目で見られるようになった。」
〇「私たちが通っている鎌倉からナショナルトラストが生まれ、古都保存法ができたと知りとてもうれしかった。」
〇「いつも通っている鎌倉がとてもすごい場所だなと思い、これからさらに自然を守りたいという気持ちが高まった。」

このように6年間通った鎌倉という場所が改めて誇らしく感じているようでした。今後は、その気持ちを大切にして、自然や環境とのつながりを忘れずに様々な環境保全活動にチャレンジして実践してほしいです。
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2022年03月17日 (木)

オンライン木工体験【5年生 総合】

3月3日(木)に5年生の総合的な学習の一環として、木工体験を行いました。
南足柄にある「県立21世紀の森」の弘島先生を講師にオンラインで貯金箱づくりに取り組みました。
この施設は、森林や林業などを学び、木工を体験できる施設で、5年生が2年前の3年生のときに宿泊学習で訪れ、その時は鉋(かんな)を使って箸づくり体験を行いました。
コロナ禍で宿泊体験学習の林業体験ができなかったため、5年生の体験学習の場をなんとか作ろうと今年も施設の方々にご協力いただき、ZOOMを利用して体験学習ができることになりました。
森林や林業、環境について学んできた子どもたちは、活動を通して、木の香り、ぬくもり、やわらかさ、釘打ちの手ごたえなど様々な感覚で木工の楽しさを味わいました。
木とふれあう心地よさや森林の大切さをより一層深める学びの場となりました。

このことをきっかけに自分でものを創る楽しみ、ものの大切さを身に着け、生活に様々な場面で木とふれあうことをさらに愉しんでほしいです。

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2022年03月09日 (水)

オンライン水育【5年 社会科】

2月24日(木)、5年生の社会科の学習活動として、外部講師によるオンライン出張授業が行われました。
この授業では、事前に届いた教材で、水は地球を旅していることをすごろくのような「水の旅アクティビティ」で一人一人が体験しながら学び、水の循環について事前学習を行ってから臨みました。そして、講師より、クイズや森の様子の違いによる水の浸透実験の映像、森の様子の映像などをとおして、水を育む森の働きを学びました。最後には、自然や生活とつながりあう水を大切にするために、自分にできることを考えました。

子どもたちからは、「油汚れをキッチンペーパーでふき取ってから洗う」、「木を植えるボランティアに参加する」、「おふろの残り湯を洗濯に使う」、「マイクロプラスチックを出さないようにする」など様々なアイデアが出ました。
感想では、「人は水を飲まないと生きていけないから、そして、生物たちにもきれいな水を渡したいから、自然を守りきれいな水をキープする」といった声も届きました。
未来の自然のためにどんなことが大切かを「考え続けることが大切」という講師のメッセージを、一人でも多くの子どもたちが忘れないでいてほしいです。

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2022年03月07日 (月)

日ごろのかんしゃを形に【3年生 図工】

図工では、いつもお世話になっているお家の方への感謝の気持ちを、カードに表現する学習を行いました。
一人ひとりがモチーフを考え、色の組み合わせや形、配置を工夫しながら制作しました。

「お母さん、この色が好きなんだ。この画用紙を使って作ろう。」
「お父さんのよく飲むビール、どうしたら本物みたいに見えるかな。」
「カードの中のメッセージカード、斜めに貼ったらいいかな。」

お家の方の様子を思い浮かべながら、画用紙を切ったり形を貼ったりしている子どもたちの表情は、とても真剣でした。
お家の方の手元に届くまであともう少し...「かんしゃを形に」したカードを、感謝の言葉・感謝の心とともに届けてほしいと思っています。
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