3月19日(金)に、朝霧高原にある松下牧場とオンライン学習を行いました。
この牧場は宿泊学習で5年生が毎年訪れていて、様々な体験を通して「命」と「食」の大切さを学んでいます。
酪農教育が盛んな朝霧高原の牧場でも、コロナ禍で体験学習が難しくなったため、その対策としてネット環境が牧場内でも整備されました。そこで、松下さんご夫婦に今、学習している「人や動物のたんじょう」の単元の最後にある、牛の獣医さんのお仕事について取り上げることができるかどうか相談しました。松下さんご夫婦のご協力により、今回は「牛の命を支えるお仕事」というテーマで授業をしていただくことなりました。
色画用紙を使ったクイズや牛舎のお仕事のお話をしていただきました。また、搾乳の機械が実際にしぼる強さと同じ強さで自分の親指を握り、本物の牛の赤ちゃんが母親の乳を吸う時の力を体感することもできました。
最後は、事前に送った子どもたちの質問シートから何人かを選んでいただき、カメラで牛の様子を映して解説をしていただきました。牛の命を支える仕事を通して、子どもたちに「命」の大切さだけでなく、日常の食事が多くの命をいただいているという「食」に感謝できる心を持ち続けてほしいです。