初等部だより

2021年03月26日 (金)

Zoom相談 ― 皆様のご質問にお答えします

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2021年03月23日 (火)

修了式

3月22日(月)前日の春の嵐とは打って変わって、穏やかな一日となったこの日、初等部ではオンラインで修了式を実施しました。

本年度はコロナ禍でいつもとは全く違う一年となりました。在校生代表が凛とした姿で修了証を受けとり、子どもたちは教室でその姿を見ながら一人ひとりがしっかりと自分自身を見つめなおし振り返りができました。
いろいろな制約があった中でも子どもたちはしっかりと成長してくれました。4月から新たな目標を持って、更なる一歩を踏み出していって欲しいと願っております。
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2021年03月23日 (火)

5年生 オンライン「牛の命の学習」

3月19日(金)に、朝霧高原にある松下牧場とオンライン学習を行いました。
この牧場は宿泊学習で5年生が毎年訪れていて、様々な体験を通して「命」と「食」の大切さを学んでいます。
酪農教育が盛んな朝霧高原の牧場でも、コロナ禍で体験学習が難しくなったため、その対策としてネット環境が牧場内でも整備されました。そこで、松下さんご夫婦に今、学習している「人や動物のたんじょう」の単元の最後にある、牛の獣医さんのお仕事について取り上げることができるかどうか相談しました。松下さんご夫婦のご協力により、今回は「牛の命を支えるお仕事」というテーマで授業をしていただくことなりました。

色画用紙を使ったクイズや牛舎のお仕事のお話をしていただきました。また、搾乳の機械が実際にしぼる強さと同じ強さで自分の親指を握り、本物の牛の赤ちゃんが母親の乳を吸う時の力を体感することもできました。
最後は、事前に送った子どもたちの質問シートから何人かを選んでいただき、カメラで牛の様子を映して解説をしていただきました。牛の命を支える仕事を通して、子どもたちに「命」の大切さだけでなく、日常の食事が多くの命をいただいているという「食」に感謝できる心を持ち続けてほしいです。
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2021年03月23日 (火)

5年生 オンライン木工体験

3月11日(木)に5年生の総合的な学習の一環として、木工体験を行いました。
南足柄にある県立21世紀の森の方を講師に迎えて行いました。2年前の3年生のときに宿泊学習で訪れた時は、鉋(かんな)を使って箸づくり体験を行いました。

今年はコロナ禍で林業体験ができなかったため、5年生の体験学習の場をなんとか作ろうと施設の方々にご協力いただき、ZOOMを利用してできることになりました。
森林や林業、環境について調べ学習を進めてきた子どもたちは、木と親しむ活動として木製の貯金箱づくりに取り組みました。木の香り、ぬくもり、やわらかさ、釘打ちの手ごたえなど様々な感覚で木工の楽しさを味わい、木とふれあう心地よさや森林の大切さを学ぶ場となりました。

このことをきっかけに自分でものを創ることを楽しみ、ものの大切さを身につけ、生活の様々な場面で木とふれあうことを、これからも愉しんでほしいです。

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2021年03月18日 (木)

卒業式

3月17日(水)、鎌倉女子大学初等部第65回卒業証書授与式が厳粛な雰囲気の中行われました。

晴天に恵まれ、44名の卒業生は凛とした表情で卒業式に臨みました。今年度は多くの行事が新型コロナウィルスの影響で中止になったり、縮小されたりしました。卒業式を行うにあたって座席の配置、講堂内の換気、在校生はオンラインで卒業式の様子を教室で見て参加するなど、様々な配慮がなされました。
卒業証書を受け取る一人ひとりの表情は、いつも以上に真剣な眼差しで、とても堂々とした姿を見せてくれました。卒業式という一つの節目をしっかりと受け止め、新たな旅立ちへの決意を態度で表してくれているようでした。

まだまだ卒業生たちにとって、世の中の情勢は予断を許さない状況があります。6年生として過ごした1年間の中で、自主的に物事に取り組み、自分を律する心を養い、お互いを誇りに思うことができるように成長してきました。学年名「あさひ」の名の通り、世の中を明るく照らし、多くの人の幸せのために活躍していくことを期待しています。
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2021年03月18日 (木)

6年生 オンライン環境学習

3月2日(火)に6年生の理科「人や生き物と環境」の学習の一環として、ナショナル・トラストについてオンライン学習を行いました。

毎年、この時期に出前授業として、日本ナショナル・トラスト協会の講師の先生に来ていただき、授業を行っていただきます。今年はコロナ禍のため、講師の先生にご協力いただきオンラインでの開催となりました。トラスト活動を知るYou tubeの動画やプレゼン資料などを使い、わかりやすくお話してくださいました。鎌倉の鶴岡八幡宮の森が地元の方たちの努力で守られたことが日本初のナショナルトラストであり、それをきっかけに古都保存法が生まれました。そして、京都や奈良などの寺社仏閣の森が今でも守られているというお話を聞き、6年間通った鎌倉という場所を誇らしく感じているようでした。

自分たちにできる小さなことが自然や生き物を守ることにつながることや身近な森が多くの人によって守られてきたものだということに気づいたようでした。これをきっかけに自分たちの行動の一つ一つが、水、空気、生き物など環境とつながっているということを意識できるようになってほしいです。
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2021年03月17日 (水)

みんなでエール(6年生を送る会)

3月8日(月)、10日(水)に卒業生を送る会を行いました。

コロナ禍で何ができるか、教員と子どもたちで考え、5年生の応援団が中心になり、在校生全員で三三七拍子で送り出そうということになりました。応援団があらかじめ練習動画を撮り、各クラスで見てもらい練習しました。
本番では、各廊下に分かれて応援団の合図に合わせて1年生から順番に三三七拍子を行い、次は2年生と拍手の音が学校中にだんだんと大きく響き渡りました。最後はみんなで、今まで学校を支えてくれた感謝とこれからのエールをこめた大きな拍手を送りました。そして、6年生の教室では各クラスで三三七拍子を行ったようすやメッセージなどを録画したものを放映しました。
子どもたちのあたたかな拍手が6年生の心に響き、初等部の楽しい思い出の一つとなりました。

初等部を卒業していく、6年生も建学の精神の「感謝と奉仕の心」を忘れずに中学へと旅立ってほしいです。
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2021年03月12日 (金)

Robot Project

3月4日(木)、5日(金)に5年生の英語の授業で、ロボットを動かしながら、教科書に出てくる道案内の表現を使う学習をしました。

今回使用するのは、"Dash"という、英語での指令のみに対応したロボットです。コロンとしたかわいいフォルムで、子どもたちの心を動かしました。全員が密を避けてロボットを動かせるよう、5つの教室に分かれて行いました。初めてのプログラミングに最初は戸惑う様子もありましたが、子どもたちはすぐに慣れ、複雑で難解な指令も出せるようになりました。

「英語だけで指令を出す」という体験を通して、予想したり、試行錯誤をしたりしながら、いろいろな発見ができました。授業で取り扱っていない動作も取り入れるなど、子どもたちが発展的・創造的な発想を駆使する姿に驚かされました。
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2021年03月08日 (月)

善悪の判断

2021年03月05日 (金)

あこがれと出会うこと

2月24日(水)、6年生に向けて卒業記念講演が行われました。本年度は鎌倉女子大学児童学部児童学科の大塚俊明先生よりお話をいただきました。

「あこがれ」をテーマに、ご自身の小学生時代に経験された発掘の話、大学時代の登山の話など、夢を持ち、あこがれの人を持って生きることのよさについて話をしていただきました。そして、自分の将来を、「したいこと」「できること」「すべきこと」をもとに考えていく中でもあこがれの人が自分を後押ししてくれることを語っていただきました。また、大阪で適塾をつくった緒方洪庵から学んだこと、そして先輩の教員の方から教えていただいたことから自分が学んできたことを教えていただきました。

最後に二宮金次郎と「芋こじ」のお話をしていただきました。「芋こじ」とは里芋の皮を板を使って剥いていくことです。ぶつかり合う里芋は子どもたち、ぶつかり合いを手助けする板は教師であるとのことでした。人生の中でどれだけ「あこがれ」の人に出会うことができるか、大きな志を持つことができるかが今後の人生の中で財産になるということを考えるきっかけにできたように思います。
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