初等部だより

2021年12月01日 (水)

実り多き「だいち」の11月【5年生】

5年生のこの1か月を振り返ってみると、さまざまな場面で子どもたちの成長を感じることがありました。まず、図工の学習では彫刻刀を使い、「初等部の風景」をテーマにした版画の制作に取り組みました。彫刻刀を巧みに使い、細かいところまで丁寧に彫り、完成させた作品をみどり祭で展示しました。
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また、みどり祭終了後には、学校全体の展示物の片付けに一生懸命取り組むなど、高学年として進んで学校行事に関わる姿が見られました。
社会、理科の学習の一環として、1学期から育ててきた稲の脱穀も行いました。自分たちが、普段食べているお米がどのように作られているか、その過程を知って体験することで、食の大切さ、ありがたさを感じ取っていました。
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さらに理科では「人のたんじょう」についても学習し、0.1ミリ程度の受精卵から、母親のおなかの中で長い時間をかけて成長し、誕生することを知りました。受精卵から体のさまざまな細胞や組織に分化し、人(赤ちゃん)の姿になっていく様子を映像で見て、成長の喜びや無事産まれてこれたことへの感謝の思いを言葉にする子どもたちも多くいました。
今年も残りあと1か月。来年は最高学年の6年生になる「だいち」の子どもたちの更なる成長が楽しみです。