初等部だより

2021年07月19日 (月)

木と夢空間(水彩画)【4年生 図工】

4年生の図工では、「しっかり見て、しっかり描く」を目標に、木々の緑がきらめく5月から6月の間、初等部グラウンド周辺を拠点に樹木のスケッチを重ね、水彩絵の具による描画表現を続けてきました。
想像や観念だけで描かずに、まっさらな目と心で対象と向き合い、その本質や特徴を捉えることは絵画の基本姿勢といえます。子どもたちは、木の幹や枝葉の形や色などをしっかり観察し、絵の具の混色や重色による表現で、深みのある色合いを追い求めていきました。
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そして、「風や香り、気持ち」など、目に見えないもののエッセンスを取り入れて背景の空間を彩色しました。
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完成した作品の鑑賞会では一人ひとりが絵を紹介し、鑑賞者から作者にあてた感想をまとめる活動も行いました。
この題材を通し、じっくりとひとつの絵に取り組むことの大切さと、自他の努力を尊重し、美しいものを愛する心が育つことを願っています。
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