初等部だより

2021年07月19日 (月)

日なたと日かげの地面のちがいを調べよう【3年生 理科】

日差しが強くなってくると、日なたの地面が熱くなっていることがあります。日なたと日かげでは、地面にどんな違いがあるのでしょうか。

グランド脇の芝生のところで、温度計を使って午前9時頃と午後1時頃の地面の温度を測りました。

地面の土を浅く掘り、温度計の液だめを穴に入れ、日なたでは直射日光が当たらないようにおおいをしてからしばらく待ちます。すると、ゆっくりと温度計の液の先が動き出しました。液が止まったことを確認して、目盛りを読むと...
「29℃か。」
「結構高いんだね。」

午前9時30分頃の日なたの地面の温度は29℃、日かげは25℃でした。
「予想通り、日かげの方が温度が低いね。」
「日なたはこれからもっと熱くなるのかな。」
一人ひとりが予想を立てながら、午後の計測を楽しみにしていました。


そして、待ちに待った2回目の計測です。1回目と同じ場所で計測してみると...
「日なたが35℃になっているよ!」
「こっちの日なたは、お風呂みたいに熱い!」
「日かげは、さっきと全然変わっていないよ。」
子どもたちは、日々の生活から「日なたは暑い。」「日かげは涼しい。」ということを知っていますが、今回、温度計を使って温度を測ることによって視覚的にも理解することができました。
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