2012年11月15日 (木)
道徳 全体研究授業
11月15日(木)、1年生で道徳の全体研究授業が行われました。前回の国語の研究授業に引き続き、鎌倉女子大学から中島朋紀先生に来ていただき、授業の見学・検討を行いました。
今回の授業は、子どもたちに道徳的な価値観を判断し、意思決定する基本的な力を身につけさせることに主眼を置き行われました。そのために次の3点を授業者が子どもたちの心をゆさぶるために用意していました。
①モラルジレンマ資料の使用
主人公ののねずみが、一日に一粒しか実をつけないももいろの木いちごをお母さんの誕生日プレゼントにあげるか、疲れているおじいさんにあげるかを考えさせる。
②授業の流れを整理する
板書整理・ワークシートを用いて子どもたちの関心を高めていく。
③動きを取り入れる
動作化・役割演技を行うことで、主人公ののねずみの気持ちに近づき、深く考えるきっかけとする。
お母さんを大切にしようという気持ち、誰にでも優しくすることでお母さんが喜んでくれること、見知らぬおじいさんを喜ばせてあげる気持ち、それぞれの気持ちのよさを自分で判断することの大切さを学ぶことのできる授業であったように感じました。