初等部だより

2024年12月26日 (木)

令和6年度 2学期終業式

12月24日(火)、2学期の終業式をオンラインで実施いたしました。感染症対策として各教室での参加となりましたが、子どもたちは落ち着いた様子で臨むことができました。

次長先生からのお話の後、1年生と4年生の代表児童2名が、2学期の思い出や学びについて発表いたしました。どちらも堂々とした態度で立派な発表を行うことができました。
各教室で参加した児童たちも、自身の2学期を振り返りながら、真剣に話に耳を傾けておりました。

これから冬休みを迎えます。クリスマスやお正月など、楽しみな行事が続きますが、健康と安全に十分注意して規則正しい生活を心がけ、充実した休みとなることを願っています。
子どもたち全員が笑顔で3学期を迎えられることを、教職員一同心より楽しみにしております。
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2024年12月24日 (火)

すべての子どもたちの主体的な学びを目指して【研究研修】

 本校では、「すべての子ども達が主体的に学び合うために~授業のユニバーサルデザイン化を通して~」というテーマのもと、学力向上・指導力向上を目指した研修を行いました。
 外部より講師をお招きした授業のユニバーサルデザイン化についての講義をもとに研究授業を行いました。授業後は、主体的な学び合いと効果的なユニバーサルデザインという観点で、よりよい授業に向けた協議会をもちました。協議会では、教室環境整備や授業における場の設定など、よりよい授業を行っていくために必要なことを職員間で再確認しました。
 今後も引き続き、すべての子どもたちにとって分かりやすく、楽しく主体的に学び合うことのできる授業づくりを目指して研鑽を積み、尽力してまいります。

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2024年12月23日 (月)

酪農オンライン学習【5年生】

12月18日、5年生は理科の学習の一環として、静岡県朝霧高原にある松下牧場の酪農家松下さんによるオンライン学習を行いました。
「牛の命を支える仕事」をテーマに、牛舎から直接牛を見せていただきながら様々なお話を聞くことができました。牛の体重やえさの量などをクイズ形式で問題を出してくれたり、子牛がどのように出産されるかなど事前にお送りした子どもたちの質問に丁寧に答えてくださったりと命と食の大切さについて改めて考えさせられる貴重な学びとなりました。

~子どもたちの感想~
・「食事をする時、たくさんの思いや苦労がつまっているので感謝して食べようと思った。」
・「牛の寿命が短いことや人と同じ病気にかかることが印象に残りました。」
・「酪農家の方が長時間お仕事されているからこそ、安心していただくことができる。」
・「食べ物をそまつにせず、命に感謝して食べる。
・「人や牛も全ての命は平等に等しく、尊いものだ。」
・「一つ一つの命は大切である、自分の命も大切にしていこうと思いました。」
・『「いただきます」「ごちそうさまでした」をちゃんと言える人になりたい。』など

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2024年12月20日 (金)

算数 分数【3年生】

算数の「分数」の授業では、教室の床板の「目」を用いて、1mの紙テープを何等分かにする目盛りをつけた、分数のものさしを作る活動を行いました。
今回は、3等分したものと6等分したものを作成しました。
2本を横に並べてみると、「3分の1と6分の2の目盛り」、「3分の2と6分の4の目盛り」が一致することが分かりました。


「3分の1の、分母と分子に2をかけると6分の2になるよ。」
「6分の3は、半分の位置にあるから、2分の1と同じだね。」
「他にも、5等分や7等分もしてみたいな。」


床板の目を用いて長さを等分できることを初めて知った子も多かったのですが、グループで協力して、正確に作業を進めている姿が見られました。
ある分数の分母と分子に同じ数をかけても、その分数自体の大きさは変わらないことを、実体験を通して学ぶことができました。
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2024年12月20日 (金)

見て聞いて感じて学ぶ【5年生 社会科見学】

5年生は、12月17日に社会科見学に行きました。
日本新聞博物館では、実際に使われていた輪転機などの機械類を見たり、新聞ができるまでにどのような努力や工夫、そして思いが込められているのかを学んだりすることができました。
日産自動車追浜工場では、安全に正確に自動車を作るための様々な工夫を実際に見て学び、実感を通した学びをすることができました。完成した車を船に積み込む港も見学し、船の大きさや、車体を保護するシートなど、教科書だけでは分からないことも実際に見て学ぶことができました。
実際に見て、聞いて、感じたことが今まで学んだことと結び付き、深い学びにつなげることができました。

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2024年12月19日 (木)

『伝統工芸「鎌倉彫」の世界 ~鎌倉彫資料館館長をお迎えして~』【6年生】

12月17日、鎌倉彫資料館の館長先生をお迎えし、6年生が伝統工芸「鎌倉彫」について学ぶ特別授業を行いました。
 館長先生は、スライドを使って鎌倉彫の歴史から制作工程まで、分かりやすくお話してくださいました。特に、制作に使う刷毛が人の髪の毛で作られていることや、漆が一本の木からごくわずかしか採取できないことを知った子どもたちからは、驚きの声が上がりました。また、職人さんが丹精込めて彫った繊細な模様の数々に、目を輝かせる姿が印象的でした。
 最後に、代表児童から「貴重なお話を通して、私たちの身近にある日本の伝統工芸「鎌倉彫」の素晴らしさを知ることができました」という感謝の言葉が述べられ、実りある学習の時間となりました。
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2024年12月18日 (水)

算数「いろいろなかたち」 【1年生】

 日頃、目にしているお菓子やティッシュなどの箱を使って学習をしました。グループで箱を高く積み上げたり、「ながしかく」「つつのかたち」などの仲間分けをしたりしながら、それぞれの形の特徴や違いをとらえていきました。また、箱の形をかき写して切り取り、どんな形になるのかについても学びました。
 最後は、切り取った形を持ち寄り、グループで一つの作品を仕上げることができました。学習後は、「とても楽しかった。」という子どもたちの声があちらこちらから聞こえてきました。楽しみながら、学習を深めることができました。
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2024年12月17日 (火)

入試激励会を開催 【6年生】

 12月16日、6年生全員が松本講堂に集まり、入試激励会を行いました。はじめに部長先生から、入試に向けての心構えと、何より健康に気をつけて規則正しい生活を送ってほしいという温かいメッセージをいただきました。
 続いて、これまで子どもたちを見守ってきた担任経験のある先生方から、心のこもった励ましの言葉が贈られました。
 「中学受験に挑戦しようと決めた時の気持ちを思い出してごらん。その思いを大切に、最後まで頑張ることができるはずです」
 「難しい問題にであったときは、時間配分を考えて『とばす決断』も大切です。みなさんが持てる力を十分に発揮できることを願っています」
 「先日の学習発表会で演じた『セロ弾きのゴーシュ』のように、『情熱』『基本』『リズムとバランス』『力を抜く心』を大切にして。きっと、ベストコンディションで本番に臨めるでしょう」
 会の締めくくりには、先生方の願いを込めた鉛筆が一人一人に手渡され、力強い応援のエールが送られました。
 子どもたちの表情からは、先生方の思いが確かに届いた様子が伝わってきました。笑顔の中にも、これから挑戦する試験への強い決意が感じられ、心強く感じました。
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2024年12月16日 (月)

生活「きせつとなかよくなろう」【1年生】

 ここ数年、秋や冬の訪れの時期が変わってきましたが、これからを生きる子どもたちにとって季節の移ろいを感じたり自然の事象に関心をもったりすることはとても大切なことです。
 学園の杜やグラウンドには、多くの木々や花々があります。落ち葉や木の実を目にし、その色や形の美しさ・面白さを五感で感じるところから学習は始まりました。発想をふくらませ、自然物を主役にした楽器や冠、迷路、けん玉、図鑑など子どもたちの表現の仕方について友だちからアドバイスをもらったり、試行錯誤したりしながら取り組みました。
 表現したいものを作り上げた後、子どもたちからはこのようなふり返りが見られました。
 「ずかんをつくりながら、こうようが見られたからよかったです。」
 「月のようなはっぱがたりなかったから、ふやしたらブレスレットがつくれてうれしかったです。」
 「つくるのは大へんだったけど、たくさんはっぱをつけてつくったらたのしくなってきて、これからもつくってきせつとなかよくなりたいとおもいました。」
 友だちとつくったものを紹介し合い、最後まで存分に楽しみながら自然物と関わる学習ができました。
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2024年12月12日 (木)

響き合うハーモニーと輝く演技 -学習発表会 音楽の部-

学習発表会では、音楽と演劇の発表が学年や個人の持ち味を存分に発揮できるよう練習を重ね、初冬の木々が鮮やかに色づくこの日は、これまでの成果を精一杯表現する機会となりました。

1年生
斉唱『となりのトトロ』『いのちの名前』
合奏『ドレミの歌』

大舞台での音楽発表は初めてとなる1年生。若葉のような明るさの声の歌と、リズミカルで元気なメロディーの合奏が会場に響き渡りました。
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3年生
合唱『まるい地球』『出会えた君へ』
合奏『RAIN』

3年生の歌は同声2部合唱。微妙な音程の変化を互いに感じとり、美しいハーモニーの溶け合う歌声を響かせました。合奏では優しい爽快感のある曲の丁寧な演奏で会場を魅了しました。
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5年生
合唱『COSMOS』『Hail Holy Queen』
合奏『ウィリアム・テル序曲より スイス軍の行進』

5年生の合唱は印象の異なる2曲に挑戦。パートごとの歌に体の動きや手拍子を交え、変化に富んだ発表を行いました。合奏では重厚で迫力いっぱいの演奏で会場の空気を一変させ、感動のフィナーレとともに強い印象を刻みました。
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器楽クラブ
合奏『ミックスナッツ』

器楽クラブは軽快でアップテンポな曲に挑戦しました。難しいリズムも弾きこなし、会場を明るく楽しい雰囲気に包み込みました。
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2024年12月12日 (木)

-学習発表会 演劇の部-

演劇の部では、満員の客席を前にして舞台に上がり、大きな声で堂々とせりふを言う子、身振り手振りも交えながら感情を込めて演じる子など、これまでの練習の成果を存分に発揮し、一致団結してそれぞれの素敵な作品を作り上げました。

2年生
『魔界とぼくらの愛対決』
人間の欲望と、地球を征服しようと目論む魔王たちの心情や、その地球を守るために立ち上がる子どもの存在など、歌やダンスを交えたメリハリのある演技により観客の心に訴えました。
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4年生
『幸福な王子』
黄金の王子の像とツバメが、町のまずしい人々を救っていく慈愛と真の幸せを問いかけるこの物語は、役になりきる子どもの表現と効果的な演出で会場を引き込んでいきました。
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6年生
『セロ弾きのゴーシュ』
国語の授業で学習した宮澤賢治の作品を主題に、さまざまな登場人物の心情を浮き上がらせながら、最高学年として迫真の演技で物語を立体的に表現し、観客を魅了しました。
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2024年12月02日 (月)

次の目標を決めること

2024年12月02日 (月)

社会 栄第一水再生センター見学【4年生】

11月20日(水)に社会科見学で栄第一水再生センターへ行きました。ここは私たちが使った水をきれいにして、川にもどしている施設です。下水処理の流れや横浜市の下水の現状、下水をきれいにしている微生物についての動画を視聴したり、普段使っている水を実際にきれいにしている場所やそれらを管理する監視設備などを見学したりしました。水の様子を見ていく中で、色やにおいが変化していくのを感じ、様々な工程を経て水がきれいになり川にもどっていく様子を間近で見ることもできました。また、ここで働いている職員の方にたくさん質問ができたことは、子どもたちにとって良い機会となりました。わたしたちの元へ水が届くまでにたくさんの人たちの努力があることを知り、もっと水を大切にしたいという思いが強くなった社会科見学でした。
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