2025年02月21日 (金)
卒業記念講演【6年生】
2月21日(金)、6年生を対象に卒業記念講演を実施いたしました。今年度は鎌倉女子大学教育学部の早石周平先生をお招きし、「人生に必要な経験は、ぜんぶ野山にありました」というテーマでご講演いただきました。
ニホンザルの生態を例に、「動物のナゾをさぐる4つのなぜ」について、写真やイラストを用いながら、わかりやすくご説明いただきました。
①どんな仕組みで?
②いつから、いつまで?
③それで生き延びられるの?
④他の動物と比べて同じなのか、違うのか?
早石先生は、ご自身がサル研究を始められたきっかけや、サルたちが酸味や苦味のある食物を食べられる理由、屋久島のサルたちの生態系の謎、限りある資源を効率的に活用する方法など、多岐にわたるお話をしてくださいました。
②いつから、いつまで?
③それで生き延びられるの?
④他の動物と比べて同じなのか、違うのか?
早石先生は、ご自身がサル研究を始められたきっかけや、サルたちが酸味や苦味のある食物を食べられる理由、屋久島のサルたちの生態系の謎、限りある資源を効率的に活用する方法など、多岐にわたるお話をしてくださいました。
講演中、サルの生態を調査する方法について質問があり、子どもたちは「GPSを装着する」「マーキングをする」などと活発に発言しました。実際の調査では遺伝子(DNA)分析のためにさるのうんこを採取して調べることを知り、驚きの声が上がりました。ユーモアを交えた楽しい講演で、約1時間があっという間に過ぎました。
子どもたちは熱心にメモを取りながら講演に聴き入っており、本校の建学の精神である「ぞうきんと辞書をもつこころ」が着実に育まれていることを実感いたしました。