2017年07月14日 (金)
[大船キャンパス]コミュニティモールとラウンジに絵が飾られました。
平成29年7月12日、日本画家の猪熊佳子(いのくまけいこ)さんの絵が、
コミュニティモールとラウンジに飾られました。
緑を基調とした柔らかい色彩の自然表現で、本学のイメージにぴったりの風景画です。
ミュニティモールへ入ると遠くからでもパッと目に入り、東山庭園の緑へとつながるような美しさで、
まるで元からそこにあったかのようです。
また、ラウンジの絵は、屏風に描かれた絵をアクリルガラスの額に収めてくださいました。
ぜひ2つの作品をお楽しみください。
『森-クマゲラ』 (コミュニティモール)
森吉山の東麓に広がる原生林はクマゲラの住む雄大な森です。
クマゲラはブナ林の豊かさの象徴であり、道案内の神と言われています。
緑深い樹林の中、山道は静かに光溢れる未来へと続きます。
『森を往く』 (ラウンジ)
鳥海山麓の「あがりこの森」は人々と共に生きる美しく豊かな森です。
人々は木々が再生できるように少し枝を残して炭や薪のための枝を切り、
森の命を守りました。
雨が上がり霧の降りた静かな森に咲くギンリョウソウが人と森の共生を
見守っています。
猪熊佳子さんの絵は、各賞受賞はもちろん、文化庁や外務省の買い上げをはじめ、
京都市立芸術大学、京都府、京都府美術展の買い上げ品になっています。
また、今年度の京都祇園祭にも献筆されています。