2012年04月27日 (金)

[大船キャンパス]ビオトープの生き物の紹介(メダカ)

Photo 春になり、冬の間、東山ビオトープの池底で大人しくしていたメダカが水面に浮かんできました。

人の足音を聞いただけですばやく隠れてしまいますが、距離を置いて気長に待っていると、じつは冬から春にかけて非常に大きな群れで暮らしていることがわかります。


Photo_2 これらのメダカは2003年夏に鎌倉市役所から分けていただいた滑川水系のメダカ(通称「鎌倉メダカ」)約40匹の子孫たちです。ヤゴやサギなどの捕食に負けず、順調に繁殖して毎年推定数千匹以上のメダカが観察できます。


Photo_3 残念ながら、自然環境では約40年前にいなくなってしまった地元鎌倉のメダカですが、この池ではたくましい野生の姿を私たちに教えてくれています。