幼稚部だより

2023年09月07日 (木)

幼稚部観劇会 サイエンスエンタテインメント「幼児向けわくわくどきどきサイエンスショー」を行いました!

9月5日(水)に、幼稚部観劇会の行事の中で、今年度は、「わくわくどきどきサイエンスショー」を行いました。

このショーは、サイエンスプロデューサーとして、大変有名な「米村でんじろう」さんが代表となっている、

「サイエンスエンタテイメント」の主催で、

~日本の未来を担う子どもたちに、科学の楽しさを体験してもらおう~という理念を持って行われているものなので、

幼稚部の子どもたちにも、ぜひいつか見せてあげたいと思っていました。

そのようなことから、今回の開催が決まってからは、

職員たちも、ワクワクドキドキして、この日を待っていました♬

子どもたちには、出来るだけ近くで見てもらうために、

年少組は40分間のショーを、年中・年長組は、1時間のショーを、学年ごとに見てもらうことにしました♬

サイエンスショーは、特に、人気が出ているチャーリーさんとお姉さんの二人で進められていきました。

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最初の実験は、空気砲の実験です。

チャーリーさんが、穴の開いている段ボールの箱を取り出し、

お姉さんをめがけて、段ボールの横を「ボン!」とたたくと、

お姉さんの髪の毛が上の方に、フワリ!と舞い上がりました‼

目には見えないけど、空気砲の空気の球が飛び出したようです!

子どもたちの歓声が、ホールいっぱいに響き渡りました!♬

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次は、子ども達にも、見えない空気砲の球を感じてもらう為に、子どもたちの方に向かって、

空気砲を打つと、みんなもしっかりと、空気の球を感じたようで、

「わあ!」という大きな歓声があがりました!!

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今度は、見えない空気の球を、はっきりと見せてくれることになりました!!

段ボールの中に、煙を入れて、「ボン!!」

すると・・・

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まあるい煙の輪が空気砲から、出てきました‼

そして、ゆっくりと、ホールの天井の方へ上がっていく間に、何と!ドーナツみたいな形になっていきました♬

「もう一回見たい!」という子どもたちの声に答えて、チャーリーさんが、何回も行って見せてくれると、

その度ごとに、ホールいっぱいに大きな歓声が起こりました。

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次は、傘袋ロケットの実験です!

細長い傘袋に空気を入れると、ながーい風船になりました。

横向きと縦向き、どっちの飛ばし方の方が、遠くまで飛ぶかな?

さっそく実験をしてみると・・・

縦向きに飛ばした方が、ずっと奥まで飛ぶことがわかりました。

「見えないけれど、横向きに飛ばすと、空気がたくさんぶつかってしまうので、遠くまで飛ばないんだよ!」

と、チャーリーさんが教えてくれました。

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次は、チャーリーさんからのプレゼントです!

白い袋が1枚ずつみんなに渡されました。

よく見て見ると、小さな人間の形をしたものが、二つ入っているようです!

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今度は、この人間の形をした「くねくね人形」の実験です。

「手の汗を拭いて、袋の中から、一つだけ人形を取り出して、反対の掌の上に乗せてみてください。」

チャーリーさんの言うとおりにすると・・・

あら、不思議、不思議!

青いセロファンの人形が、ゆっくりと、くねくね動き出しました。

裏返しにすると、また、くねくね くねくね・・・

また、裏返しにすると、くねくね くねくね・・・

何度も試したくなる、とっても楽しい実験でした!♬

「もう一つが袋の中に入っているので、おうちに帰って、おうちの人と一緒にやってみてね!」

みんな、とっても大事そうに持って帰りました♬

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4つ目の実験は空気の重さを知る実験です。

まだ膨らませていないペッちゃんこの風船と、膨らませたフワフワの風船で、箱を倒す実験です!

フワフワの風船で、見事!箱を倒すことが出来ました!

「次はみんなにも、空気の重さを感じてもらえるように、先生にも手伝ってもらって、

みんなの所に風船を持っていきまーす。」

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フワフワの風船を、自分の手で下から触って、中に入っている空気の重さを、しっかりと感じた子ども達でした!

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年中・年長組には、もう一つ、実験を見せてもらうことが出来ました!

空気椅子の実験です!

チャーリーさんに手伝ってもらって、先生達が4人で椅子を作っていきます。

倒れないかなあ?

心配そうに、見守る子ども達・・・

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「わあ!」

「すごーい‼」下に椅子がなくても、先生たちは崩れません!!

これは、どうしてかな?ふしぎですね!それぞれに自分で考えてみましょう!!

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こうして、サイエンスショーの楽しい時間は、あっという間に過ぎていきました!

「楽しかった!」

「また見たいな!」

「また来てね!」

チャーリーさんとお姉さんに「ありがとうございました!」みんなで声を合わせてお礼をしました!

今回のショーで、子どもたちは、いろいろな不思議さに出会い、

たくさんのワクワクドキドキを味わうことが出来たようです♬

保育室に戻ると、早速、自分なりに段ボールを使って、空気砲の実験をしようとする姿が見られました。

科学の楽しさを、子どもたちなりに感じることが出来たようなので、

このようなショーを開催出来て、本当に良かったと思いました。