2022年09月15日 (木)
幼稚部観劇会 劇団かかし座による「ぶんぶくちゃがま」が行われました♪
9月15日(木)に観劇会が行われ、
劇団かかし座による「ぶんぶくちゃがま」の影絵を、学年ごとに3回に分けて観ました。
「ぶんぶくちゃがま」が始まる前には、実際に、劇団員さんが、
手を使って鳥や動物の影絵になる様子を見せてくださったので、
子どもたちの影絵に対する興味は、ぐーんと深まったようでした。
そして、年中組、年長組さんの時は、「カニ」や「きつね」「ぞう」などの作り方を教えてもらい、
みんなで真似をしながら作ってみるということもしたので、子どもたちは大喜び♬
「これでいいの?」「できた!!」と、
自分の手で作った「きつね」や「鳥」などの影絵を見て、とっても嬉しそうでした。
さらに、ちょっと難しい「ふくろう」と「にわとり」の影絵を、劇団員さんに見せて頂いたあと、
いよいよ「ぶんぶくちゃがま」の始まり、始まりです。♬
舞台の裏では、こんな風に劇団員さんたちががんばっています!!
子どもたちに、いじめられていた「タヌキ」をおじいさんが助けてあげると、
そのお礼に、タヌキは「ぶんぶくちゃがま」に姿を変え。。。
タヌキが、「お寺に行って、ぶんぶくちゃがまを売ってください。」
と言うので、さっそく、おじいさんは、お寺のお坊さんに、ぶんぶくちゃがまを渡します。
お坊さんは、たくさんのお金で、その「ぶんぶくちゃがま」を買い、
さっそく、お水を入れて、沸かしていきます。だんだんお湯が沸いてくると・・・
[熱い!熱い!」と言って、タヌキは逃げ出しました!!
「そのあと、タヌキは・・・」と、時には、おじいちゃんが舞台に出てきて、お話を進めていきます。
タヌキは、その後、たくさんのお客さんの前で・・・
難しい綱渡りを見せたり・・・
皿まわしを見せたり・・・
さらに、難しい玉乗りを見せたりして、おじいさんのために、お金を稼いであげるのでした。
でも、おじいさんは、そんなタヌキの姿を見て、「やっぱり、タヌキは森で過ごしたほうが幸せだろう・・・」
と思い、タヌキを森に返してあげるのでした。
「元気でな・・・」「おじいさんもね・・・」
「これで、ぶんぶくちゃがまのお話は、おしまいです・・・」
年少組さんは、幼稚部での初めての観劇会でしたが、
先生やクラスのお友達と、一緒に楽しむことができました。♪
中には、ホールが暗くなることで、少し怖いと感じるお子さんもいましたが、後半には慣れて楽しんでいました。♬
また、年少さんにとっては、かなり長いお話でしたが、お話の途中で、舞台の前に出てきたおじいさんのお話も、
静かに興味を持って聞いていました!
最後には、影絵の劇で使われていた「タヌキ」も見せてもらいました。
影絵の劇で使われていた「タヌキ」を初めて見る子どもたちはびっくり!!
「こうなってたのか・・・」と感心していました・・・。
最後は、[ありがとうございました!」と、劇団員の方にお礼を言って、お別れしました。
年中組さんの様子です。
上手に間隔をあけて座って見ています。
年中さんには、手を使った影絵のやり方を教えてくださいました。
「カニはこうやって作ります!」
「できた!!」
「次はきつねさんを作ります!」
「知ってるよ!」
「こうやるときつねの目ができまーす。」
「えーどうやるの?」
劇団員さんと、こんな楽しいやりとりをしながら、目のあるきつねも手で作っていきました。!
最後には、両手と身体を使ったぞうさんの影絵のやり方を教わって、みんなでやってみました!
年長さんの時は、担任の先生も、ちょっと難しいうさぎの影絵に挑戦です!
浮かび上がる影絵を見ている子どもたちからは・・・
「先生、頑張って!」
「なんか、へんだよ!」
「あっ、ウサギに見えてきたかな?」
さて、その結果は、どうなったでしょうか?
2羽のかわいいうさぎが見えますね ♪ 大成功です!!
このように、手や指を使っての影絵づくりを楽しんだ後は、「ぶんぶくちゃがま」の影絵劇を
最後まで、集中して楽しんでいました!♬
劇が終わると、年長組さんは舞台の裏に回って、自分たち自身が影になることも楽しんだりしました。
劇団員の方が、手で馬や怪獣などを作り、影になった人を食べようとすると、
舞台前で見ている友達は、「食べないで!」と大興奮でした!!
こうして、学年ごとに楽しんだ「ぶんぶくちゃがま」の観劇会は、無事に終了しました。
コロナ禍で、このような観劇の機会は、なかなか持つことができないでいましたので、
今回の機会は、子どもたちにとって、とても貴重な経験になったと感じています。
「楽しかったよ!」
「また来てね!」と、
たくさんの声が劇団員の方に届けられ、劇団員の方も、とても感激されていました。