2月19日土曜日、ひまわり館2階のホールにおいて、年中組の生活発表会が行われました。

今年度の年中組の生活発表会は、劇「しずくのぼうけん」です。　

「しずくのぼうけん」というストーリーの中で、子どもたちが自分の得意なことや好きなこと、

挑戦していることなどを、楽しみながら表現していきます。

会場に入る際には、いつものように、消毒をした後、更に検温をして頂きました。　

　

いよいよ、第１幕の始まりです。

ある日、村のおばさんのバケツから、ぴしゃんとしずくが飛び出しました！　

さぁ、その「しずく」たちはいったいどんな冒険をするのでしょうか？

バケツから、外に飛び出したしずくたちは、外の世界が楽しくて、手作りの傘を持って踊り始めました。♪　

でも、夢中で踊っていたら・・・ほこりがたくさんついてしまいました。　

そこで、きれいにしましょう♪　ということになり、しずくの冒険が始まったのです。　

しばらく行くと・・・おやおや、楽しい音楽が聴こえてきましたよ・・・　

　

なんと、そこでは、手作りのドレスを着た娘たちが、ファッションショーをしています。♪♪

素敵なドレスを着て、かわいいポーズもカッコよく決めていますね！

するとそこへ、しずくたちがやってきて

せっかくの素敵なドレスを濡らしていきます。　

あらあら大変‼

困った娘たちは、クリーニング屋さんで、大切な洋服をきれいにしてもらうことにしました。

さて、ここは研究所です。研究員たちは、汚れを落とす装置を作っています。名付けて「ダイナマイト装置‼」

完成した装置で、早速、実験開始！　です。

汚れはみんな粉々になり、実験は大成功‼

それを見たしずくは、粉々にされたらたまらないと、逃げていきました。

１幕のお話はここでおしまい♪となり、最後は、出演し子どもたちみんなで「あめふりシンフォニー」を歌いました♬　

さあ、次は２幕が始まりました！！

粉々にされたらたまらないと、逃げだしたしずくたちが、曇り空の下で休んでいると、元気なお日様たちがやってきました。♪　

お日様パワーをチャージして、もっといいお天気にしようと、お日様たちは、まず準備体操をして・・・

　

高い跳び箱も跳び超えて、お日様パワーをいっぱいにすると・・・

しずくたちも、パワーチャージが出来て、空に上がっていきます。

どんどんお日様パワーが貯まってくると、ついに、太陽が顔を出しました‼

そして、お日様に照らされたしずくたちは、どんどん空に上がっていきます♪

しかし、あんなに太陽が照っていたのに、何と！黒雲が広がってきました。

黒雲が広がる中、黒い服を着た駅員さんたちがやってきました。　

駅員さんたちは朝の点検をして、任務を開始します！「右よーし！左よーし！」

点検が終わると、「はやぶさ」と「こまち」が駅に入ってきました。！！

折り返し運転になるので、連結作業や駅員の交代もあります。

発車の準備が整うと、出発進行‼　何と！お客さんは、

雲の上から雨になって地上に舞い降りてきた、しずくたちでした！

しずくたちは、新幹線から降りると、海の深く深くに潜っていきました。　

着いたところは深海です。危険な生物がたくさん住んでいます！

でも、深海には、深海の平和を守る深海セブン！がいます。

深海を荒らすハンター「ホウライエソ」を追い払うために出動してきました！　

ジャンプ！キーック！をして、深海セブンは力を合わせて「ホウライエソ」を追い払ってくれました‼　

深海セブンのパワーで海がうねってきたので、しずくたちは、上へ上へと上がっていきました。

２幕のお話はここでおしまいとなり、最後は、出演した子どもたちみんなで「あめふりシンフォニー」を歌いました♪　

　

さぁ、三幕の始まりです！

しずくたちはどこへ行ったのでしょうか？何と！しずくたちは、水道管の中でした！

真っ暗な水道管をしずくたちは流れていきます。流れ流れて・・・やっと、水道管から出てきました。　

「水道管の中には、何があったのかな？」「電気も、ない！な～んにも・・ない！！」　

では、あっちに行ってみよう！と、しずくたちが着いたところは、洗濯機の前でした。　

しずくたちは、洗濯機の中に入ってみることにしました。。。　　

しずくたちは、順番に洗濯機に入り、跳んだり、ぐるぐる回ったりします。！

　　

そして、洗濯機から出たしずくたちは、寒くてつららになってしまいました。　

するとそこへ、空から春の妖精たちが舞い降りてきました。♪　

妖精たちは、魔法の力で、つららになったしずくを溶かし、季節を春に変えてくれました。♪　

妖精の力で温かい春になると、しずくたちは、また、冒険の旅へと出かけていくのでした。

これで３幕にわたった、「しずくのぼうけん」の劇は終わり、

最後に、３幕に登場した子どもたちが「あめふりシンフォニー」を歌うと、　

　

お家の方から大きな拍手をいただきました。

コロナ禍のなかではありましたが、無事に発表会を終えることができましたことに、心よりお礼申し上げます。

保護者の皆様から、温かい応援と、たくさんの拍手をいただいたことで、子どもたちも、本当に嬉しかったことと思います。　

今回の発表会では、今まで、出来なかったことに挑戦してみたり、自分が演じる役の小道具を、こだわって細かいところまで作ってみたり、頑張っている友だちを応援したりと、色々な経験をたくさん積むことが出来ました。４月からの年長組での生活にも、この経験をしっかり発揮していってくれることと思います。今から楽しみですね！