幼稚部の登園方法は様々です。お近くの方は、お子さんと一緒にゆっくり話しながら歩いてきたり、自転車を使ったり。遠くの方のためには、駐車スペースや園バス運行もあります。
朝の出会いを大切にしている幼稚部。心をこめた、「おはようございます」の挨拶で子どもたちを迎えます。
たくさん遊べるように、年少組も頑張って遊びやすい服に着替えます。
子どもたちの園生活で大切な一歩は、自分で遊びを見つけること。何をして遊びたいのか、幼稚部のどこで、誰と、どんなふうにして遊ぶのかなどを自分で決めて動けるようになってほしいと考えています。
入園してしばらくは、遊びを見つけられなかったり、おうちの方と離れられなかったりするという姿も見られますので、幼稚部の年少組には、各クラスに担任とフリーの2人の教師が配置され、子どもたち一人ひとりと丁寧にかかわれるようにしています。
楽しい遊びに誘ったり、一緒に遊ぶ中で、励ましたりしながら、幼稚部で過ごす時間が、どの子にとっても安心で、楽しみな時間となるように支えていきます。
年少:先生と一緒に。
年中:気のあった友だちと。
年長:クラスの仲間と。
「どの絵本にしようかな?」ボランティアのお母さんが貸出しのお手伝い。
絵本の貸出しを、子どもたちは、楽しみにしています。
年長組は、週1回、絵本コーナーで自分の好きな絵本を選び、借りることが出来ます。年中組は2学期後半から開始されます。貸出しや絵本の管理には、保護者ボランティアのご協力をいただいています。
片付けは、どの子も意欲的に片付けに取り組んでいます。物を大切にする気持ちが育つ場でもあります。
年長:大きな紙に自分だけの木を作ろう
クラス担任や学年の皆と一緒に取り組む活動も幼稚部ならではの楽しさです。絵を描く、製作をする、クラス全員でゲームやわらべ歌遊びをする…みんなで料理をしたり、総合グラウンドにお散歩に行ったりするなど、楽しく活動できるよう、支えています。
年中:みんなでゲーム遊び
集いはクラスの皆で集うこと。先生や友だちのお話を聞いたり、歌を歌ったり、絵本や紙芝居を先生に読んでもらったりします。年少組の初めはクラス全員で集うことは、なかなか大変ですが、この時間の楽しさを味わうにつれ、子どもたちの方から進んで集うようになります。
お弁当「おいしいね」
おうちの方の手作りのお弁当はおいしいだけでなく、元気な身体をつくり、子どもたちの幼稚部での生活を支えます。
「トマトある人?」「はぁ~い!」「たまごやきある人?」「はぁ~い!」等、友だちと楽しくお話をしながら笑顔がいっぱいのお弁当タイムです。
年少:イメージを楽しみながら
自分で遊びを見つけていく子どもたちは、お弁当の後も“さっきの続き”をしようと、張り切って遊びを始めます。
お弁当前の片付けで、園庭の隅にそうっと隠しておいた砂のケーキや泥団子のところにいさんで戻るなど、子どもたちの楽しい遊びは続いていきます。
又、ある子は、「○○ちゃん、遊ぼう!」と友だちに誘われて、お弁当前とは違う遊びを始めることも。帰りの時間ぎりぎりまで、どの子も思いきり遊ぶ姿があちらこちらで見られます。
週末の金曜日は特に丁寧に片付けをします。
年少:先生との楽しい集い
帰りの集いでは絵本の読み聞かせがあります。たくさん遊んだ1日の終わりは、みんなで落ち着いた時間を過ごせるようにしています。
「楽しかったね、また明日ね。」
そんな気持ちを、先生や友だちと共有しつつ「さようなら」をします。
子どもたちは園庭で待っているお家の方のもとへ。教師は保護者の方一人ひとりに、子どもたちの今日の様子をお伝えします。
園バス利用の子どもたちを乗せてバスは発車し、預かり保育の子どもたちは、預かり保育の部屋で担当教師が迎えます。
門では、園長が朝と同様、笑顔でお子さんと保護者の方をお見送りします。
園長先生が笑顔で見送ります
バスに乗って帰る子どもたち
預かり保育で楽しく過ごす子どもたち
冬期と夏期では、セーター着用の有無と帽子が変わりますが、ズボン・スカートは年間通して着用して頂いています。ポロシャツの半袖・長袖は季節によって調節して頂いています。