2019年09月07日 (土)
5年生 朝霧宿泊体験学習
5年生が8月28日から2泊3日で、静岡県の朝霧高原へ宿泊体験学習に行ってきました。
初日はまず、富士緑の休暇村で、グループに分かれ、アドベンチャープログラムを行いました。4つのグループに分かれ、それぞれにファシリテーターがつき、全員で一つの課題に対して挑戦していきました。グループごとにどのようにすれば課題を解決できるか相談し、試行錯誤を繰り返しながら課題を達成していく姿が見られました。成功した時には、それぞれのグループから喜びの声が聞こえてきました。どのようにしたら成功したかをグループごとに用紙に書き込んでいき、具体的にチームワークを深める、協力するということはどういうことなのかを体感することができました。宿泊体験場所の朝霧野外活動センターに到着し、入所式を終え、2泊3日の生活の場所となる部屋の片づけなど、部屋のメンバーと協力して行いました。夜は、館内にあるプラネタリウムで星についての学習をして、初日を終えました。
2日目の午前中は松下牧場で酪農体験をさせていただきました。牛の乳しぼりや牛舎の清掃を行ったり、バター作りを行ったりする中で、人と生き物の関わりや命の尊さについて学ぶことができました。午後は、ひのきで作られたドミノでドミノ大会を行いました。いくつかの課題を達成した最後には、学年全員でドミノをつなげる課題にチャレンジしました。途中でドミノが倒れてしまうこともありましたが、最後まであきらめることなく見事、全部のドミノを並べ、倒すことができました。初日のアドベンチャープログラムの経験が生かされた活動であったように思います。夜にはキャンプファイヤーを全員で行い、クラスごとのスタンツやレクリエーションをみんなで楽しみ、自然を満喫する姿が見られました。
最終日は、あいにくの雨模様でありましたが、林業体験を行いました。田貫湖ふれあい自然塾へ行き、林業に携わる方のお話を聞き、実際にチェーンソーで木を切る様子を見せていただきました。自分たちでも実際にのこぎりを使って丸太を切り、一人ずつペンダントを作りました。
5年生の宿泊体験学習のテーマである「自然・命・なかま」を多くの体験を通して心に刻むことができた2泊3日であったように思います。この宿泊体験学習で学んだことをもとに、これからも本物の高学年を目指していくことを期待しています。