初等部だより

2015年02月27日 (金)

1,2月 個人研修授業

1月末より、4人の先生方に個人研修授業をしていただきました。

体育 1月30日(金) 5年 ボール運動「バスケットボール」
 体育のバスケットボールの授業で研修授業が行われました。今回はゾーンディフェンスについて知り、練習して実践に生かせるような授業をしていただきました。授業では、チームで取り組む姿や、声を出し合う姿など、子ども達が積極的に活動する姿が見られました。
 体育では安全が大切であり、運動の特性からどのようなケガが予想されるかを指導者が理解し、それを防ぐためには何に気をつけたらよいかを伝えてから取り組む必要があるということでした。また、体育では楽しいだけではなく、技術的なところも授業ごとにひとつは教えていくことも必要だということも知ることができました。

体育 2月12日(木) 3年 基本の運動「跳び箱遊び」
 体育の跳び箱遊びで研修授業が行われました。教員2人体制で、1人は全体での指導、もう1人は補助にあたる分担で行われました。今回はグループになり、お互いに美しく、安全に跳べるようにすることを目標に練習に取り組みました。ワークシートを用いての活動で、ポイントを確認しながら活動できることが良かったということです。自己評価では何ができていて、何ができていないのか分かりづらい部分もありますが、グループで活動することで、お互いに何が出来ていないのかを確認しながら取り組むことができました。
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算数 2月17日(火) 6年 トピック単元「ハノイの塔」
 ハノイの塔を教材に研修授業が行われました。ハノイの塔の規則をみつけるために、記号化したり表に整理したり、試行錯誤することを大切にされた授業でした。また、トピック教材を扱うことで、算数が苦手な子どもも得意な子どもも同じスタートラインに立てること、苦手な児童でも楽しむことができること、それまでに身に付いた数学的な考え方を評価できるということでした。
 授業では、子ども達一人ひとりがパターンブロックを用いていろいろと試行錯誤している姿が見られ、手順を記号化することで、その規則を発見することができた児童もみられました。しかし、ハノイの塔のルールを理解するのに時間がかかる児童もおり、導入の仕方の工夫が必要だったようにも思えます。手順を記号化する活動は、子ども自身で記号化の仕方を考えることは難しいため、今回は指導者から記号化の仕方が提示されました。ハノイの塔は4つの場合でも何回でできるのかを実際にやってみることは難しく、情報量の少なさから表に整理して規則を発見する児童はいませんでした。また、記号化された手順から規則性を発見することはできても、それが何を意味するのかといった理解までにはいたっていなかったようです。そういったところからも、ハノイの塔を題材にすることの難しさが実感できた授業でした。

読書 2月23日(月) 3年 自然界をのぞいてみよう
 『どうぶつさいばんライオンのしごと』(竹田津実・あべ弘士(偕成社))を教材に、読書の授業をしていただきました。まず絵本の読み聞かせを行い、その後、本の中にあった裁判で、自分ならどのような判決をするのか、理由も含めてノートに書く活動を行い、自然界の食物連鎖について理解することをねらった授業でした。
 子ども達は興味をもって絵本の世界に入り込み、作品を味わうだけではなく、自分ならどういう判決を下すかを考えることができました。さらにそこから、自然界の食物連鎖がどういったものなのか、つかむことができたように思います。
 今回、読書の授業を見せていただいて、他教科ともつながっている学習であることを知ることができ、また、単純に読書の感想を書くのではなく、「自分が裁判長だったら」という視点を定めることで子どもが考えやすくするなど、発問の仕方や言葉選びなどの工夫の仕方も知ることができる授業でした。
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