初等部だより

2013年06月05日 (水)

初等部 平成25年度 校内研究について

 楽しさや喜びに満ち足りた子どもたちの輝いた姿ほど、私たちにとってうれしいことはありません。私たちは教師としての喜びを求め、一歩一歩、『児童と先生が共に輝く学校』を目標に歩んでいきたいと考えています。
 しかし、そのためには、子どもたちの日々の学びを見つめながら私たち自身の授業を振り返ってみる必要があります。
 
「教師は授業で勝負する」といわれるように、教師力の中核となるのは「授業づくりの力」です。しかも、これからの「授業づくり」では、子どもの立場に立ち、子どもの内面的な側面を重視し、内発的な学びの意欲を生かした魅力ある授業を創り出す努力が求められます。なぜなら、子どもの内面的な学びへの動機を重視した学びこそ、豊かな自己実現に向かう学びとなると考えるからです。

 

「己を磨く教師のみが子どもの前に立つ資格あり」という言葉があります。

自分の力量を高めようとする努力が「教師力」のアップに不可欠なのは言うまでもありませんが、私たち相互の研鑽の場である校内研究も「教師力」アップのための大切な学びの場であると考えています。したがって、今後も『教師一人の十歩前進よりも、教師十人の一歩前進』を合言葉に、児童一人一人により質の高い授業を提供することを目指し校内研究を実施してまいります。

本校の校内研究では、平成19年度から平成22年度までの4年間国語科を中心に研究をおこなってきています。『子どもが輝く授業の創造』という大テーマのもと、『人とのかかわりの中で学び合う喜びを感じることのできる子どもの育成』を中テーマに、読解力→PISA型「読解力」→伝え合う力→伝え合うための話し方・聞き方と、それぞれポイントを絞りながら研究をおこなってきました。その成果として、授業中の子どもたちの発言に対する意欲が増したことや、相手を意識した話し方などが出来るようになってきたことがあげられます。また、国語科における伝え合う力を育成するための実践例を残すとともに、「話すこと・聞くこと」の系統的指導計画表も作成することができました。一方で、課題としては、話したいことが増えてくると早口になってしまうことや、授業の課題によって子どもの意欲の差が大きく変わってしまうこと、授業中は意識できているが、授業外や日常生活の場面では上手く反映されていなかったことなどがあげられています。

このことをふまえ、平成23年度より、「主体的な伝え合いを通して、深め合う」をテーマに各教科を通して、3年計画で研究を進めることとなりました。

3年目に入る今年度は、昨年度までの研究の方向の妥当性を振り返りながら、更なる指導法の研究、教材の開発・工夫、そして評価方法について検討していくことを柱に校内研究を進めています。

 

 

【リンク:平成25年度初等部 校内研究推進計画(PDFファイル)】