初等部だより

2019年05月29日 (水)

職員研修(救急救命講習)

職員の研修として、大船消防署今泉出張所の隊員の方をお招きし、救急救命講習を行いました。
AEDの取り扱いや心肺蘇生法について、訓練器具を用いながら実践しました。
道端で倒れている人を見つけた場合や、水泳中におぼれてしまった場合など、様々な状況を想定して研修を行いました。
これから水泳の授業が始まります。今回の講習で学んだことを大切にし、初等部の児童の安全に職員一同努めて参ります。
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2018年07月23日 (月)

初等部・幼稚部教職員合同研修会

 7月23日(月)、初等部・幼稚部合同研修会が行われました。

 今回は、鎌倉女子大学より堀江邦子先生をお迎えして、「学びの連続性を意識した幼小の連携」についてお話をいただきました。

 自立心や道徳性など、「幼児期の終わりまでに育って欲しい10の姿」を改めて確認し、遊びの中でどんな力が育つのかをグループに分かれて話し合いました。両教職員にとって、互いの思いや、教育内容を深く知る有意義な時間となりました。初等部では、今回学んだことを、今後の1年生を迎える際のスタートカリキュラムに生かしていきたいと思います。


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2018年06月13日 (水)

救命講習会

 本格的な水泳指導を前に、職員対象の救命講習を行いました。当日は、大船消防署今泉出張所の消防隊員の方を4名お招きし、AEDの使用方法や心肺蘇生法を学びました。小児と成人の対処の違い、体が濡れている場合の対応など、実際の授業を仮想して実技研修を行いました。

 講習会で学んだことを水泳指導や日々の児童の学校生活へ活かし、初等部の児童の安全に職員一同努めて参ります。

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2015年02月27日 (金)

1,2月 個人研修授業

1月末より、4人の先生方に個人研修授業をしていただきました。

体育 1月30日(金) 5年 ボール運動「バスケットボール」
 体育のバスケットボールの授業で研修授業が行われました。今回はゾーンディフェンスについて知り、練習して実践に生かせるような授業をしていただきました。授業では、チームで取り組む姿や、声を出し合う姿など、子ども達が積極的に活動する姿が見られました。
 体育では安全が大切であり、運動の特性からどのようなケガが予想されるかを指導者が理解し、それを防ぐためには何に気をつけたらよいかを伝えてから取り組む必要があるということでした。また、体育では楽しいだけではなく、技術的なところも授業ごとにひとつは教えていくことも必要だということも知ることができました。

体育 2月12日(木) 3年 基本の運動「跳び箱遊び」
 体育の跳び箱遊びで研修授業が行われました。教員2人体制で、1人は全体での指導、もう1人は補助にあたる分担で行われました。今回はグループになり、お互いに美しく、安全に跳べるようにすることを目標に練習に取り組みました。ワークシートを用いての活動で、ポイントを確認しながら活動できることが良かったということです。自己評価では何ができていて、何ができていないのか分かりづらい部分もありますが、グループで活動することで、お互いに何が出来ていないのかを確認しながら取り組むことができました。
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算数 2月17日(火) 6年 トピック単元「ハノイの塔」
 ハノイの塔を教材に研修授業が行われました。ハノイの塔の規則をみつけるために、記号化したり表に整理したり、試行錯誤することを大切にされた授業でした。また、トピック教材を扱うことで、算数が苦手な子どもも得意な子どもも同じスタートラインに立てること、苦手な児童でも楽しむことができること、それまでに身に付いた数学的な考え方を評価できるということでした。
 授業では、子ども達一人ひとりがパターンブロックを用いていろいろと試行錯誤している姿が見られ、手順を記号化することで、その規則を発見することができた児童もみられました。しかし、ハノイの塔のルールを理解するのに時間がかかる児童もおり、導入の仕方の工夫が必要だったようにも思えます。手順を記号化する活動は、子ども自身で記号化の仕方を考えることは難しいため、今回は指導者から記号化の仕方が提示されました。ハノイの塔は4つの場合でも何回でできるのかを実際にやってみることは難しく、情報量の少なさから表に整理して規則を発見する児童はいませんでした。また、記号化された手順から規則性を発見することはできても、それが何を意味するのかといった理解までにはいたっていなかったようです。そういったところからも、ハノイの塔を題材にすることの難しさが実感できた授業でした。

読書 2月23日(月) 3年 自然界をのぞいてみよう
 『どうぶつさいばんライオンのしごと』(竹田津実・あべ弘士(偕成社))を教材に、読書の授業をしていただきました。まず絵本の読み聞かせを行い、その後、本の中にあった裁判で、自分ならどのような判決をするのか、理由も含めてノートに書く活動を行い、自然界の食物連鎖について理解することをねらった授業でした。
 子ども達は興味をもって絵本の世界に入り込み、作品を味わうだけではなく、自分ならどういう判決を下すかを考えることができました。さらにそこから、自然界の食物連鎖がどういったものなのか、つかむことができたように思います。
 今回、読書の授業を見せていただいて、他教科ともつながっている学習であることを知ることができ、また、単純に読書の感想を書くのではなく、「自分が裁判長だったら」という視点を定めることで子どもが考えやすくするなど、発問の仕方や言葉選びなどの工夫の仕方も知ることができる授業でした。
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2015年01月29日 (木)

全体研究授業 国語 ~「これはなんでしょう」(1年) 「詩をたのしもう!あじわおう!つくろう!」(2年)~

 1月29日(木)、本年度最後となる校内研究授業が行われました。「豊かな心を育む授業の創造」というテーマのもと、1年生は「人を思いやり、認め合う心をはぐくむ」ことを主題とし、特に国語の授業の中での伝え合いの指導方法を探ってきました。2年生は、「やさしく思いやるこころ」を詩を通して育てていくことを年間のテーマとしてきました。2つの国語の授業を行うにあたり、今回は、鎌倉女子大学から、松永立志先生に来ていただきました。


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 1年生は年間を通して、子ども同士の伝え合いの経験の場を多く設け、お互いに認め合い、自己肯定感を高めていけるように指導を行ってきました。話し方・聞き方についてお互いによくできているかを評価し合えるような指導の工夫が見られました。その中でも、クイズを行う上でのヒントの順序を考えることができているかを相互評価している姿が見られました。

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 2年生は、やさしい言葉のある詩を読み味わい・書くことを目的として授業を行いました。やさしい言葉を言ったり、かけてもらったりした経験をもとに詩を実際に書いてみました。詩という形にして文章を書くことで、自分の思いを素直に書き表すことができたのではないでしょうか。

 「児童指導の根幹は授業にあり」を合言葉に、子どもの心に響く教材づくり、指導方法の充実を目指して豊かな心を育む授業づくりに今後も取り組んでいきたいと思います。

2015年01月21日 (水)

個人研修授業 図工 「木版画 心のごんぎつね」

 1月21日(水)に4年3組の図工で個人研修授業が行われました。今回は、「版画を刷る感覚をつかみ、自作のイメージを広げよう」をテーマにした授業でした。
 ごんぎつね(新美南吉 作)は4年生の国語で扱われる単元です。国語の時間に読んだこの物語から子ども達が感じ取った情景を、木版画を使って表現するといった学習の取り組みです。木版画と言いますと、とかく掘ってから刷るといった流れになり、掘り始めてから完成するまでに時間が多くかかります。ですが今回の授業では、自分の作品を掘る前に、すでに掘られた見本の版木を刷って、それがどのような仕上がりになるのかを先に知るといった試みが行われました。
 インクで刷った時にどのようになるのかを、子ども達があらかじめ知ることで、どのように掘ったら良さそうかを、見通しをもち、考えながら掘り進めることができるようになるのではないかと考えたからです。
 実際に、子ども達はそれぞれローラーで版木にインクをつけて、それがどのように刷られるのかを想像しながらバレンで版画紙を擦り、仕上がりを確かめることができました。今回の授業で得た刷る感覚を、自分の作品に反映させ、自分なりの作品を仕上げてくれるのではないでしょうか。
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2014年10月30日 (木)

個人研修授業 国語 「おはなし きいて ~お気に入りの石、貝を発表しよう~」

 10月30日(木)1年生で国語の個人研修授業が行われました。1年生は、豊かな心を育むために、周りの人と心をつなぐための手段として「話し方」「聞き方」の基本を段階をおって身に付けさせていくことを研究テーマにしています。話す内容・順番を考え、相手に向けてゆっくり、はっきり、大きな声で伝える練習を2人組で行い、そして本時では多数の人に向けて話すという取り組みを行いました。
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 話すことと同じように、聞き手が相手の伝えたいことを理解しようとすることが大切であることの指導も行ってきました。話し手のほうを向き、頷きながら聞き、質問をするという活動を国語の時間以外でもこれまでに様々な場面で取り入れてきています。
豊かな心を育てていくためには、お互いに相手を受け入れることと、受け入れられていると感じることが大切であると思います。「話ができてよかった」の「よかった」の気持ちを、「~~できてよかった」と「~~してもらえてよかった」の2つの満足感をもてるような伝え合いの場をこれからも考えていきたいと思います。

2014年10月22日 (水)

個人研修授業 音楽 「音の重なりを感じ取ろう ~もみじ~」

 10月20日(月)・22日(水)、4年生の3クラスで音楽の個人研修授業が行われました。今回は「子どもの歌唱の能力・心を育てる合唱指導の方法について」をテーマにした授業でした。
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 教材として選定された「もみじ」は、昔から歌い継がれてきた曲であり、素朴なメロディがすっと心に染み入るようなよさがあります。16小節の曲の中に、合唱でよく使われる3つの要素(輪唱・多声・和声)を持っており、合唱を学ぶためによく歌われる曲でもあります。
 本時では声を合わせることと、歌い方をそろえることに主眼を置き、授業が行われました。そのために、自分たちが実際に歌った歌をその場で録音し、お手本の曲と聞き比べたり、フクロウの声真似などをしたりして頭声や腹式呼吸の練習を行いました。
 歌を上手に歌う技能を習得していくとともに、友達と心を合わせ一緒に歌うことを意識し、「もみじ」の素敵なハーモニーを創り出していくことができたように思います。

2014年10月02日 (木)

全体研究授業 学活 「めざせ!ほめ上手!ほめられ上手!」

 10月2日(木)、本年度第4回目の全体研究授業が行われました。友達のよさ・自分のよさをお互いに伝え合うことができるようなソーシャルスキルトレーニングを取り入れた学活の授業が3年生で行われました。今回は、鎌倉女子大学から、鈴木樹先生に来ていただき、指導・助言をしていただきました。
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 まず、友達に具体的などのような「ほめる」言葉かけをしていけばよいか「ほめカード」に書き、お互いに渡してあげました。次に、もらった「ほめカード」の中から、自分が嬉しくなる言葉はどんな言葉なのかを付箋に書き、まとめていきました。ほめる・よいところを見つけて伝えるという行為を、具体的にどのようにすればよいのかを考えていきました。
 本時であげられた「ほめ方」「よいところの見つけ方」を、今後「ほめほめチャレンジ」という形で学年で取り組んでいき、そのスキルを身に付けさせ、高めさせていく予定です。
 ほめるという行為自体と、人のよいところを見つけて伝えること、どちらも心を豊かにしていく上で大切なことです。学校行事や学級活動の中で、日常的に行うことができるように継続して指導を行っていきたいと思います。

2014年09月29日 (月)

個人研修授業 算数 「三角形と四角形」

 初等部では、教員の授業力の向上を目指して、個人でテーマを決めて授業公開を行っています。
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月29日(月)、2年生の算数の授業で個人研修授業が行われました。今回は「具体的活動をとおして育てる数学的な考え方」をテーマに授業を構成していきました。
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   三角形と四角形」の単元で、三角形と四角形を用語として定義づけるために、図形の弁別活動を行いました。実際にいくつかの形を見たりさわったりして、三角形と四角形をグループ分けするにあたり、それぞれどのような特徴があるかについて話し合いました。抽象的な感覚をどのようにして具体化していくか、その指導方法について提案された授業でした。直線に囲まれた形、面として形を見るということを子どもたちにどのように捉えさせていかなければならないかについて考えることができたように思います。

2014年09月12日 (金)

全体研究授業 道徳 ~「温かい言葉」~

 9月12日(金)、本年度第3回目の全体研究授業が行われました。子どもたちの心に響く授業を行うためには、心に響くような教材を準備することが大切であるという考えのもと、6年生で道徳の授業が行われました。今回は、鎌倉女子大学から、中島朋紀先生と藤澤文先生に来ていただき、指導・助言をしていただきました。
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今回の授業には次の4点が授業の工夫として見られました。
心に響く資料の選定・開発
  ドラえもんの登場人物の特徴的な一言
  子どもの心を揺り動かすスライドショー
②資料の活用の仕方
  吹き出しの使用・音楽を考える時間に使用する
③ふりかえりの工夫
  あたたかい気持ちを書くことができるように、色を視覚に訴える
④話し合いの工夫
  鼎談(三人組)を用いて、話し合いの活性化を図る


 自分たちの日常生活の中で、思いやりをもって人と関わるにはどうすればよいかを子どもたちに深く考えさせる授業であったように思います。相手の立場を考え、思いやりのある言葉を使わなければいけないと捉えなおすきっかけにもなっていました。授業の最後に、授業者が作った
BGMつきのスライドをじっと見つめる子どもたちの顔がとても印象的でした。

 卒業まで、残り半年、6年生の心がさらに豊かになっていくことを期待しています。

2014年07月03日 (木)

全体研究授業 理科 ~「魚のたんじょう」~

 7月3日(木)、本年度第2回目の全体研究授業が行われました。今回はメダカの飼育を通して、生態を知るとともに、生命を尊重する態度を育てることを目的とした授業が行われました。
 鎌倉女子大学より早石周平先生をお呼びして、指導・助言をしていただきました。その中で、実感をともなった理解につなげるために、大学と連携し、大船キャンパスの東山ビオトープの池で保護している鎌倉メダカを教材とした授業づくりがなされていました。
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 今回の授業では、メダカのお世話や卵から稚魚が産まれる様子の観察の経験をもとに、鎌倉メダカが自分たちに何を教えてくれたのかについてグループでの話し合いを行いました。ビオトープにいたメダカがとても素早く泳いでいたこと、お世話していたメダカが環境の変化で死んでしまったこと、卵を顕微鏡でのぞいたときに脈うっていたことなど、お世話を通して学んできたことを伝え合うことができました。
 鎌倉メダカが子どもたちに「生命」とは何か、どのように関わっていくとよいかということを教えてくれたように思います。理科の授業だけにとどまらず、他教科や普段の学級経営の中でも「生命」を尊重する態度を養い、他者に対しての思いやりの気持ちも育てていきたいと思います。

2014年05月22日 (木)

全体研究授業 社会 ~「けんこうな生活を守る仕事」~

5月22日(木)、本年度第1回目の全体研究授業が行われました。今年度から子どもの心に直接響く教材選定、お互いに認め合う人間関係づくりを通した「豊かな心を育む授業の創造」を主題として校内研究を進めています。
 第
1回目は4年生の社会科で、ごみをどのように処理していくかについて考える学習を行いました。社会科見学や鎌倉市役所の方の出前授業などを通して、ごみ処理にあたる仕事の大変さ、大切さを学んできました。授業の中では、今泉クリーンセンターの職員の方と岩瀬キャンパスでごみ処理の仕事に携わる方の仕事のどちらが大変かについて話し合いを行いました。
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 話し合いは児童が司会・板書を行う形式で行いました。その中で、お互いの意見を肯定的に認め合うことを大切にしていけるようにしていきました。相手の意見をしっかりと聞き入れた上で、自分の意見を述べることができるように話し合い活動が進んでいきました。
 どちらの仕事も人のためになる大切な仕事であり、大変な仕事であるということを話し合いの中から子どもたちは再確認することができました。話し合い活動、ごみ処理の仕事の大変さの双方から、子どもの心を育てていく授業であったように思います。


2014年02月24日 (月)

個人研修授業 学級活動 ~「こんなとき、どうする?」~

 2月18日(火)、1年生で学級活動の個人研修授業が行われました。自分も相手も大切にした自己表現の方法を、ロールプレイを通して理解することを目的として授業を進めていきました。

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 今回の研修では、ソーシャルスキルトレーニングの一つである、アサーショントレーニングを実感を伴いながら学ぶことができるように行われました。子どもたちになじみ深い、ドラえもんの登場人物になり、攻撃的な自己表現(ジャイアン型)、非主張的な自己表現(のび太くん型)、相手の立場や気持ちを考えた自己表現(しずかちゃん型)の中で、どれが望ましいかを考えさせる場面を設けました。普段の生活の中で、おたがいが気持ちよく感じる話し方の基礎を学び、よりよい学級の人間関係を作っていくきっかけとなったように感じられました。

2014年02月14日 (金)

個人研修授業 国語 ~「日づけとよう日」~

2月14日(金)、1年生で国語科の個人研修授業が行われました。言葉の響き、リズムにのって唱えることのできる自分の日づけ歌・曜日歌をつくる学習を行いました。子どもたちにとって、日づけや曜日は、日常的に目にするもので大変なじみ深いものであります。そのような日づけや曜日にちなんだ言葉遊びを通して、漢字を正しく読み書きさせていくとともに、言葉のまとまりに気をつけて読むことができるようにしていくことをねらいとして授業を進めていきました。

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 今回の研修では、国語科だけではなく、他教科との関わりを視野にいれた授業づくりについて考えていきました。日づけ歌の内容を考える際に、読書で作ってきた行事カレンダーと、初等部での1年間のふりかえり(生活科)を利用しました。自分の生活に即した内容を選んだり、読書で見つけた○○の日といった内容を選んだりし、自分の日づけ歌を作ることができました。
 授業の最後で、今日の学習ではどのようなことをしましたか?という問いに対して、子どもたちから「言葉のまとまりに気をつける」「読みやすい日づけ歌を作る」といった、本時のめあてに対してのふりかえりがきちんとできており、子どもたちの1年間の成長を感じることができました。


2014年01月31日 (金)

個人研修授業 国語 ~「おにごっこ」(説明文)~

1月31日(金)、2年生で国語科の個人研修授業が行われました。「おにごっこ」という説明文は、どのような遊び方があり、なぜそのような遊び方をするのかという2種類の問いに応対するかたちで書かれているものです。また、「はじめ・中・おわり」が分かりやすくなっており、説明文の特徴を学びやすい文章でもあります。
 今回の授業では、初等部の研究テーマでもある「子どもが輝く授業の創造」とは何かを明らかにしていくために、「子どもが生き生きと活動し、意見を発表できる」授業を考えていきました。
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 「おにを交代せずに、つかまった人がみんなおにになる遊び方」があり、なぜそのような遊び方をするのかを子どもたちは、本文を読み、その理由を一生懸命考えていました。教科書に線を引き、となりに座っている子ども同士で話し、結論を納得がいくまで導き出そうとする姿が見られました。
 子どもが輝く姿はどのような姿なのかを、一つ一つの授業の中で想定し、そのための子どもたちへの問いかけの言葉、話し合いの場の用意、板書の仕方を私たち教員は常に心がけなくてはならないということを再確認することができた授業であったように思います。



2014年01月23日 (木)

全体研究授業 体育 ~跳び箱運動~

1月23日(木)、5年生で体育科の全体研究授業が行われました。本年度最後の全体研究授業には、鎌倉女子大学より相藤康生先生に来ていただきました。
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器械運動の中の跳び箱運動は、跳び箱を飛び越えることを目的とし、個人差の大きい運動です。また、「できない」「できる」「より上手にできる」という経験を深めやすい運動でもあります。
 
今回の研究授業では、1年間を通して5年生で取り組んできた鼎談(3人組での話し合い)のグループを活用して、学習活動を構成していきました。トリオ学習には、1人が、2人を同時に観察して気付いたり、2人が1人を観察することで、できばえを交流することができたりするよさがあります。
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人組となり、自分たちで練習の場を選んで練習に取り組み、具体的なアドバイスをしたり、励ましの声をかけたりする姿を見ることができました。今、自分ができる技より、少しでもできるようになった時に子どもたちが見せてくれた笑顔がとても印象的でした。
 体育の
授業だけではなく、学校生活の中では何よりも「安全」に活動することができるようにしなくてはなりません。子どもたちの運動量を確保し、伝え合いを通して運動の技能を高めていけるような体育の指導方法について、今後も考えていきたいと思います。

2014年01月10日 (金)

個人研修 生活科 ~みんなでいっしょに~

 1月10日(金)、1年生で生活科の個人研究授業が行われました。初等部では毎年、幼稚部の園児さんとの交流を生活科の中で行ってきています。秋には、収穫したとうもろこしを使ってポップコーンパーティを開催し、そのお客さんとして幼稚部の園児さんを招待し、交流を深めてきました。
 今回の学習では、もうすぐ1年生になる年長さんたちに、小学校ではどんなことを教えてあげればよいかについて話し合いの活動を行いました。
 自分たちが1年間にやってきたことをふりかえり、どんなことを教えてあげることができるかについて、みんなで意見を出し合いました。行事のこと、友達との遊びのこと、お勉強のこと、いつもの生活の中でやっていることなど、たくさん教えてあげたいことが見つかりました。

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 もうすぐ1年生になる年長さんが、どんなことを知りたいと思っているか、相手の立場になって考え、これから実際に招待する計画をたてていきます。自分より小さい子のお世話をしていくことで、自分たちの成長をふりかえり、1年生も2年生になる準備をしていきます。お互いに交流を通して成長を感じることができる学習は、生活科ならではの学習であると感じられました。

2013年11月29日 (金)

個人研修 理科 ~ゴムのはたらき~

 11月29日(金)、3年生で理科の個人研究授業が行われました。「ゴムのはたらき」は、身近なゴムの力を利用した実験を行い、ゴムのはたらきの見方や考え方ができるようにしていくことをねらいとしています。そして、エネルギーの見方の基礎を身に付けていきます。
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れまでに、ラム(表面効果翼船)という実験道具を用い、ゴムを長くのばすほどもとに戻る力がまし、ものが遠くまで動くことを学習してきました。そして、学習の最後にゴムの力をコントロールするにはどのようにしたらよいかについて実験を行いました。
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 スタート地点から離れたところにある島にラムを乗せるために、どのくらいゴムをのばせばよいか予想をたたせました。試技をもとに、きちんと理由のある予想にするために、教師の試技をもとに予想をたて、更にグループでの話し合いで予想を深めていきました。
 理科の授業だけではありませんが、子どもたちの思考過程(頭の中でどのように考えているかについて)を適切に評価していくことは重要なことであります。そのために、複数指導で分担し細かく子どもたちの実験の様子を見取ったり、話し合いの様子から子どもたちのつぶやきを拾ったりしています。今後も科学的な考え方を深めていけるように授業づくりを行っていきたいと思います。

2013年11月18日 (月)

個人研修 家庭 ~「おいしいね 毎日の食事」~

 11月13(水)、5年生で家庭科の個人研究授業が行われました。前回のみそ汁づくりの学習に続くもので、みそ汁にあったおいしいご飯を作るためには、どうすればよいかについて考え、調理計画をたてていく導入の学習でした。ご飯を炊く過程には、お米をとぐ・吸水する・炊く・蒸らす・混ぜることがあります。今回はその中でも、炊くときの水の量についてとりあげ、おいしさ比べを実際に行いました。

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 3種類の水の量で炊いたご飯を実際に試食し、それぞれの見た目・食感をワークシートに記載し、どれが一番みそ汁に合うご飯かを選ばせました。最後に実際に炊いたときのお米と水の量を見せたところ、子どもたちの中から、「やっぱり水の量で見た目やおいしさが変わるんだ」というつぶやきを聞くことができました。
 最近では炊飯器を使って、簡単においしいご飯を炊くことができるようになってきています。その中でも、水の量を少し変えたり、水につけたりすることでご飯のできあがりが変わるということに気づき、より豊かな食生活を送ることができる子どもに育てていきたいと思います。

2013年11月14日 (木)

全体研究授業 生活科 ~おしごとさがし~

 11月14日(木)、2年生で生活科の全体研究授業が行われました。第5回目の全体研究授業には、鎌倉女子大学より加納哲夫先生に来ていただきました。

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 生活科の学習は、具体的な活動や体験を通して、自立への基礎を養うことを目的としています。初等部では、通学にバスや電車を使う児童がとても多いです。そこで、おしごとさがしの学習を行うにあたって、自分たちの身近な場で働いている駅員さんやバスの運転手さんのお仕事を学習テーマとしました。
 学校の近くにある本郷台駅に行き、駅員さんからいろいろなことを教えてもらってから、今回の授業ではバスの運転手さんにどんな質問をするか考える学習を行いました。一人ひとりがあらかじめ考えていた質問をグループごとに伝え合い、どんなことを聞こうかという意欲が高まっていく姿が見られました。

 

2013年11月08日 (金)

個人研修 理科 ~季節と生き物のようす 「すずしくなると」~

 11月8日(金)、4年生で理科の個人研究授業が行われました。4年生では、生き物の様子を観察するために春からヘチマを育ててきました。季節の変化とともに、身近な自然の様子も変わっていくことは、子どもたちはこれまでの経験から感じ取ることができています。秋になり、気温の変化とともに育ててきたヘチマがどのように変わっていくのか、次の季節にむけて何か残していくものはないのかについて、観察を通して学習を進めていきました。

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 今回の授業は、屋外での学習活動となりましたので、安全面への配慮、観察の仕方について、教室内の授業との違いが見られました。夏との違いを比較しやすいように、写真を活かした教材を使い授業を進めることができていました。
 また、色、硬さ、水気、種ができているなど、目の前にある生きている植物から学び取れることがたくさんあります。実物に触れることで、夏のヘチマとの違いを五感を活かして感じ取ることができていました。まさに「百聞は一見に如かず」です。
 屋外での学習においても、子どもたちが伝え合う場の設定を工夫していくことにはまだまだ課題があります。屋外の学習ならではのよさを活かし、それぞれが経験したことを話す・聞く・見せ合う活動を通して、深め合えるようにしていきたいと思います。

2013年10月10日 (木)

全体研究授業 国語 ~おはなし きいて~

10月10日(木)、1年生で国語科の全体研究授業が行われました。第4回目の全体研究授業には、鎌倉女子大学より松永立志先生に来ていただきました。
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 1年生は新しく学習することには、基本的にやる気いっぱいです。そんな子どもたちのやる気をさらに高めるために、「子どもたちがぜひ友達に教えてあげたい!」というものを話す題材に選ばせるところから学習が始まりました。教えてあげたい自分の宝物の見た目、手触りなどをもとに名前をつけてあげ、友達に話して教えてあげるために、子どもたちの伝える力に応じたワークシートを用いて学習を進めていきました。
 
また、授業の中では2人組で話すペアトークの形態をとり、落ち着いて学習を進めることができるような場の設定も見られました。子どもたちの伝えたいという思いを十分に引き出し、充実した言語活動を行うことができるような国語の授業を今後も行っていきたいと思います。

 

2013年10月02日 (水)

個人研修 家庭 ~「おいしいね 毎日の食事」~

10月2日(水)、5年生で家庭科の個人研究授業が行われました。おいしいみそ汁を作るためには、どのようなことに気を配ればよいかについて考え、調理計画をたてていく導入の学習でした。わたしたちが普段、味を感じるには、「甘味」「辛味」「苦味」「酸味」そして「旨味」があります。今回はその中の「旨味」について着目させ、私たちがよく口にしているみそ汁の味について考えていきました。
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 「旨味」を感じさせるために、煮干し、鰹節、こんぶを使った「だし」を特にとりあげ、「だし」があることで味がどのように変わるのか、実際に「だし」の飲み比べをしました。「だし」だけだと、おいしくないという感覚をほとんどの子どもたちがもっていました。 その後、だしにみそを加えたみそ汁を飲み比べ、別の食品と「だし」が組み合わさることで、旨味が強くなることをそれぞれ確認することができました。

 ライフスタイルも大きく変わってきた現代においては、食生活も昔とは変わってきています。伝統的な食事を大切にしていくこと、食生活を見直し生活の中で生かしていくこと、それぞれの大切さを感じられるような子どもを育てていきたいと思います。

2013年09月27日 (金)

個人研修 社会 ~「はたらく人とわたしたちのくらし」~

9月27日(金)、3年生で社会科の「はたらく人とわたしたちのくらし」の個人研究授業が行われました。自分たちの生活に必要なものをどこでどのくらい買っているのかを調べてきました。初等部では学区が広く、買い物をする場所がいろいろありましたが、スーパーマーケットで買い物をしている家が一番多いことが調査の結果、分かりました。

本時では、スーパーマーケットで、お客さんに買い物をしてもらうためにしている工夫にはどのようなものがあるかについて話し合い、考える学習を行いました。自分の経験(見る、聞く)、教科書の絵を見る、想像して考えるというように、自分の考えの根拠をまずは明らかにさせました。
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これまでの学習で、スーパーマーケットで買い物をすることのよさについて、「新鮮さ」「安さ」「種類の多さ」「駐車場がある」「半額セールがある」「安全、安心」「おいしい」「ちらしや看板がある」という分類項目が考えられていました。今日の授業の中では、自分の考えた工夫が、どの分類に入るのかを付箋紙を使って、それぞれ貼らせていきました。そして、分類を考えるときに、「どうしてそうなるのか?」という理由を明らかにすることを大切にしていきました。

実際に見たり、聞いたりしないと分からないことが今回の話し合いの中から出てきましたので、頭に残った「ハテナ」を解決するために、次はスーパーマーケット見学に行ってきます。

2013年09月24日 (火)

個人研修 国語 音読コンダクターになろう

 9月24日(金)、3年生の国語科で詩の効果的な音読方法をさぐるための個人研究授業が行われました。3年生の子どもたちは、声に出して表現することが大好きです。国語の時間に音読をすることになると、多くの子が自分から進んで発表したがります。しかし、中には人前で発表するのが恥ずかしかったり、読み方の工夫をどうすればよいかわからなかったりする子もいます。

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 今回の詩の学習では、金子みすずさんの「わたしと小鳥とすずと」、岸田衿子さんの「みいつけた」を題材として取り上げました。声に出して楽しみながら表現するために、指揮に合わせて音読することを試みました。手の振りにあわせて、間をあけたり、声の大きさや速さを変えたりしながら、友達と声を合わせて読む楽しさを味わっていたように感じられました。
 グループやクラス全体で声を出す楽しさ、個人で声の出し方を考える楽しさ、音読のもつ楽しさを感じとり、声を出して表現することにこれからも進んで取り組んでほしいと思います。

2013年09月12日 (木)

全体研究授業 社会 ~私たちの暮らしを支える工業生産~

9月12日(木)、5年生で社会科の全体研究授業が行われました。第3回目の全体研究授業には、鎌倉女子大学より横山吉雄先生に来ていただきました。
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5年生の社会科の授業では、工業について扱います。私たちの身の回りには、様々な工業製品があります。私たちの生活を支えてくれている身近なものの中で、どんなものが工場で作られているかは意外と知らないことが多いです。

今回の授業は、工業についての導入の学習で、身近なものの中に工業製品はどのようなものがあり、それはどのように分類されるのかを考える学習を行ないました。身近にある工業製品に関心を持たせていくために、分類するという学習活動を取り入れていきました。

社会科の学習においては、社会事象を自分の問題として切実感をもって捉えることが大切だということを私たちも学ぶことができた授業であったように思います。

2013年07月10日 (水)

個人研修 社会 ~「安全なくらしを守る仕事」~

7月10日(金)、3年生で社会科の「安全を守る仕事」の個人研究授業が行われました。これまでに消防署と警察署では私たちの安全なくらしを守るためにどのような仕事をされているか調べ学習や見学を行ってきました。

本時では、これまでの学習のまとめとして「消防士と警察官の仕事をするならどちらの仕事をやりたいか」について話し合いの学習を行いました。それぞれの仕事はどのようなことをするものなのか、どのようなことが大変なのかをそれぞれの立場で考えさせたうえで、意見を発表しあいました。
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 見学で知ったことや、これまでの自分たちの経験で知っていること、それに対する質問や感想を述べ合いました。どちらの仕事も私たちの安全なくらしを守るために使命感をもって行っていることや、具体的にどのような仕事をされているのかを再確認することができました。子どもたちが将来、どのような仕事に就くかはまだわかりませんが、人のためになる仕事をすることのよさや大変さも感じることができたように思います。

2013年07月02日 (火)

全体研究授業 道徳 ~金のおの~

7月1日(月)、2年生で道徳の全体研究授業が行われました。第2回目の全体研究授業では、鎌倉女子大学より中島朋紀先生に来ていただきました。
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今回の授業では有名なイソップ童話の「金のおの」を題材に「正直」であることの大切さについて考えることが目的でした。「金のおの」のお話を読み進めていく中で、場面ごとのきこりの心情を一つひとつていねいに考える場を設けていました。
 道徳では、価値項目に対して子どもたちの葛藤場面を作っていくことが大切です。読み物をいかに自分のこととして捉えさせ、自分の行動と比べ、変容させていけるかを考えていかなければならないということを確認させてくれた授業でした。

2013年07月02日 (火)

個人研修 学活 ~「話し合い活動」~

 6月28日(金)、3年生で学級活動の話し合い活動についての個人研究授業が行われました。学級活動での話し合いは、学級・学年・全校に関わる活動内容を決めたり、自分たちの活動をふりかえったりするものです。今回は、自己決定力と伝え合いの力の育成に主眼をおいて授業を構成しました。2つの事項(話し方名人と聞き方名人)から1つのものを選び、そのもののよさや選んだ理由を述べ合うという形式の授業でした。

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 子どもたちがとても意欲的に自分の立場の意見を相手にむけて発表する姿が見られました。また、司会をつとめる子どもも、両方の意見をうまく聞きまとめることができていました。日常的な話し合い活動を通して、これからも子どもたちの伝え合う力を伸ばしていきたいと思います。

 

2013年07月02日 (火)

個人研修 算数 ~合同な図形~

6月27日(木)、5年生で算数科の個人研修授業が行われました。
 今回は合同な三角形を探す学習活動を行いました。活動の中で子どもたちは、辺の長さや角の大きさに注目すればよいことに気づき、分度器やコンパス、定規などを使って、辺の長さや角の大きさに着目して調べていました。  

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特に今回の研修授業は、「合同な図形」の学習で、電子黒板を活用した学習方法の提案を目的とする授業でした。電子黒板上に三角形を表示し、回転させたり動かしたりすることで、合同な三角形に関する学習を効果的に行うことができました。

2013年06月05日 (水)

初等部 平成25年度 校内研究について

 楽しさや喜びに満ち足りた子どもたちの輝いた姿ほど、私たちにとってうれしいことはありません。私たちは教師としての喜びを求め、一歩一歩、『児童と先生が共に輝く学校』を目標に歩んでいきたいと考えています。
 しかし、そのためには、子どもたちの日々の学びを見つめながら私たち自身の授業を振り返ってみる必要があります。
 
「教師は授業で勝負する」といわれるように、教師力の中核となるのは「授業づくりの力」です。しかも、これからの「授業づくり」では、子どもの立場に立ち、子どもの内面的な側面を重視し、内発的な学びの意欲を生かした魅力ある授業を創り出す努力が求められます。なぜなら、子どもの内面的な学びへの動機を重視した学びこそ、豊かな自己実現に向かう学びとなると考えるからです。

 

「己を磨く教師のみが子どもの前に立つ資格あり」という言葉があります。

自分の力量を高めようとする努力が「教師力」のアップに不可欠なのは言うまでもありませんが、私たち相互の研鑽の場である校内研究も「教師力」アップのための大切な学びの場であると考えています。したがって、今後も『教師一人の十歩前進よりも、教師十人の一歩前進』を合言葉に、児童一人一人により質の高い授業を提供することを目指し校内研究を実施してまいります。

本校の校内研究では、平成19年度から平成22年度までの4年間国語科を中心に研究をおこなってきています。『子どもが輝く授業の創造』という大テーマのもと、『人とのかかわりの中で学び合う喜びを感じることのできる子どもの育成』を中テーマに、読解力→PISA型「読解力」→伝え合う力→伝え合うための話し方・聞き方と、それぞれポイントを絞りながら研究をおこなってきました。その成果として、授業中の子どもたちの発言に対する意欲が増したことや、相手を意識した話し方などが出来るようになってきたことがあげられます。また、国語科における伝え合う力を育成するための実践例を残すとともに、「話すこと・聞くこと」の系統的指導計画表も作成することができました。一方で、課題としては、話したいことが増えてくると早口になってしまうことや、授業の課題によって子どもの意欲の差が大きく変わってしまうこと、授業中は意識できているが、授業外や日常生活の場面では上手く反映されていなかったことなどがあげられています。

このことをふまえ、平成23年度より、「主体的な伝え合いを通して、深め合う」をテーマに各教科を通して、3年計画で研究を進めることとなりました。

3年目に入る今年度は、昨年度までの研究の方向の妥当性を振り返りながら、更なる指導法の研究、教材の開発・工夫、そして評価方法について検討していくことを柱に校内研究を進めています。

 

 

【リンク:平成25年度初等部 校内研究推進計画(PDFファイル)】

2013年05月30日 (木)

全体研究授業 算数 ~分数のたし算~

 5月30日(木)、5年生で算数科の全体研究授業が行われました。本年度より、初等部の校内研究授業では、鎌倉女子大学よりそれぞれの教科の専門の先生に来ていただき、指導・助言をいただくことにしています。第1回目の全体研究授業では、椿道雄先生に来ていただきました。
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 異分母のたし算を行う際に、どのように計算をしていけばよいかについて考えさせる授業が行われました。そのめあてを達成させるために、次の3点が授業の工夫として見られました。
 ①自分たちが設定した問題を考える。
 ②ペアで問題解決を行う。
 ③発表シートを使用する。
 自分たちで問題を作ることで、学習に対するモチベーションを高め、考え方を共有し深めようとする姿を見ることができました。自分たちの考えを相手に理解してもらうために、図を使って説明する活動も取り込まれていました。なぜ分母をそろえて計算しなくてはならないのかを説明するために、図を使って説明しようとしている子もいました。計算のやり方を機械的に伝えるだけではなく、その意味まで言葉や図をうまく使って伝え合える子どもたちを育てていきたいと思います。

2013年05月27日 (月)

個人研修 体育 ~体つくり運動~

 初等部では、児童によりよい指導をしていくために2種類の研究授業を行っています。1つは、校内研究のテーマに即して全職員が参加して行う全体研究授業で、年間6回行っています。もう1つは、個別に日程や内容を定めて行う個人研修授業です。これ以外にも、自主的に授業公開を行なっており、お互いに授業を見合い、指導力を高めるために切磋琢磨しております。

 5月27日(月)、4年生で体育科の個人研修授業が行われました。「体つくり運動」を通して、児童が自分の身体能力を把握するために、自分の運動内容を記録し、その記録をどうすれば伸ばしていくことができるかを考えさせようとする授業でした。
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 子どもたちに「できるようになった」という実感を持たせるために、自分の体力を数値化し継続して記録をつけさせていくことで、自分の目標と課題が明らかになっていきます。何事もそうでありますが、続けて取り組んでいくことが大切なことです。年間を通して体つくり運動に取り組んでいき、健やかな身体、体力を育てていきたいと思います。

2013年02月21日 (木)

体育 個人研究授業

 2月21日(木)、3年生で体育の個人研究授業がImg_0117行われました。「跳び箱遊び」の中で、特に開脚跳びと台上前転の練習を行う授業でした。
 きれいなフォームで開脚跳び・台上前転ができるようになることを目当てとして運動に取り組んでいきました。
 準備体操で足じゃんけんを行なったり、跳び箱の
1段目のみを使って手の付き方を練習したりし、授業の中での運動につながりを持たせていることが特徴的でした。跳び終わった児童がアドバイザーとして、跳び箱の横にいて、次の児童が跳ぶときに気をつけるとよいところや、よいところをアドバイスし合う姿が見られました。
 また、安全面にも十分配慮しており、器具の準備・片付けも3年生でもここまで自分たちできるんだという、すばらしい姿を見せてくれました。体育の授業だけでなく、普段の学級経営の中でも集団意識をきちんと持たせたり、指示をきちんと聞いたりする力が身に付いていることを感じさせる授業でした。

2013年01月17日 (木)

図工 全体研究授業

 1月17日(木)、4年生で図工科の全体研究授業が行われました。「気持ちをデザイン!~パッケージで伝えよう~」という題材で、デザイン表現活動を行いました。
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 オレンジジュースを飲んだ印象をもとに心に浮かんだイメージを広げ、その気持ちを自分なりの色やデザインに昇華させ、パッケージにしてボトルを包めば、多くの人に感動が伝わるであろうという仮説のもとに子どもたちは表現活動に取り組みました。
 事前にオレンジのスケッチを行ったり、果実のどこに興味をもったか発想のポイントを決めやすいようにイメージカードに記入したりし、デザインへの発想を膨らませる活動に取り組んでいました。味・におい・色・香り・さわった感じなどをどのように表現するかを考え、実際にパッケージのデザインをしていきました。また、そのパッケージを目にした人が飲みたくなるようになるといったことも表現の中に取り入れていました。
 図工科ならではの「伝え合い」の活動ができていたように感じられました。

2013年01月16日 (水)

国語 個人研究授業

P1160892_2116日(水)、2年生で国語の個人研究授業が行われました。「わたしはおねえさん」というお話を読み進めていく学習でした。
 
主人公である「すみれちゃん」の心の動きが分かる文章をバラバラな順番にしているものを予め用意しておき、子どもたちが友達と相談して元通りの並びにするという学習活動を行いました。

ペアトークの形をとり、子どもたちが2人組で相談し、正しい文章の並びを考えていました。恥ずかしそうにしながらも、自分の考えを友達の前で発表しようとする子どもたちの姿が印象的でした。登場人物の心情に即して、どのような叙述がふさわしいかを考える活動を通して、読みを深めていくことができるのではないかと思います。

 

2012年11月15日 (木)

道徳 全体研究授業

1115日(木)、1年生で道徳の全体研究授業が行われました。前回の国語の研究授業に引き続き、鎌倉女子大学から中島朋紀先生に来ていただき、授業の見学・検討を行いました。

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  今回の授業は、子どもたちに道徳的な価値観を判断し、意思決定する基本的な力を身につけさせることに主眼を置き行われました。そのために次の3点を授業者が子どもたちの心をゆさぶるために用意していました。

①モラルジレンマ資料の使用
 
主人公ののねずみが、一日に一粒しか実をつけないももいろの木いちごをお母さんの誕生日プレゼントにあげるか、疲れているおじいさんにあげるかを考えさせる。

②授業の流れを整理する
 
板書整理・ワークシートを用いて子どもたちの関心を高めていく。

③動きを取り入れる
  動作化・役割演技を行うことで、主人公ののねずみの気持ちに近づき、深く考えるきっかけとする。

  お母さんを大切にしようという気持ち、誰にでも優しくすることでお母さんが喜んでくれること、見知らぬおじいさんを喜ばせてあげる気持ち、それぞれの気持ちのよさを自分で判断することの大切さを学ぶことのできる授業であったように感じました。

2012年10月23日 (火)

国語科 個人研究授業

 1023日(火)、1年生で国語の個人研究授業が行われました。「やかんの中には、かんがある。」「かばんのなかには、かばがいる。」といった言葉の中にかくれた言葉を見つける学習でした。

Imgp2420_3 わたしたちが普段何気なく使っている言葉は、文字が組み合わさってできているものです。文字も言葉も使っただけ身につくという考えのもと、子どもたちは「言葉のかくれんぼ」を楽しんでいました。

 また、「いる」と「ある」の使い分けについても見つけた言葉をもとに整理して学習が行われていました。クラスの全員が、自分で見つけた言葉を短冊に書き、立派に発表する姿が見られました。

 

2012年10月11日 (木)

国語科 全体研究会

 10月11日(木)、3年生で国語の全体研究授業が行われました。今回は鎌倉女子大学から中島朋紀先生に来ていただき、授業の見学・検討を行いました。

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 本時は、「ちいちゃんのかげおくり」の4場面、戦火の中で主人公のちいちゃんが家族とはなればなれになってしまい、なくなってしまう最後に家族のことを思い出しながらやったかげおくりの場面の学習でした。
 最初に、1場面の家族みんなで楽しく行ったかげおくりと4場面のひとりぼっちで行ったかげおくりの文章表現の違いを探し出しました。文章表現の違いを探し出すため、ワークシート、板書を比較しやすいように並列して提示するといった工夫が見られました。
次に、ちいちゃんにとって、4場面でのかげおくりはどういう意味を持っていたのかについて、子どもたちが意見を発表する時間がありました。
 1場面の楽しかったかげおくりに対して、ひとりぼっちになってからのかげおくりを子どもたちなりに考え、意見を述べていました。
 国語の授業の中で、ただ文章を読みとる力をつけるだけではなく、平和とは何であるのかについても考えるよい教材であったのではないでしょうか。

2012年09月25日 (火)

国語科 個人研究授業

 9月25日(火)、5年生で国語の個人研究授業が行われました。Imgp1938_2
「豊かな言葉の使い手になるには」という教材で、相手を意識して伝え合うにはどのようにしなければならないかについて考える授業でした。豊かな言葉を考える際にプラスの側面とマイナスの側面から考えることができます。本時では、子どもたちが日常生活の中で使っているマイナスの言葉に着目させました。その上で、本来どのような言葉を用いれば、相手を豊かな気持ちにさせることができるのかについてグループで話し合い活動を行いました。
 他者意識を持つことができるような指導は、国語科の授業のみならず、日常的に行わなければならないことを私たちに再確認させてくれた授業であったように思います。

2012年09月13日 (木)

算数科 全体研究授業

 初等部では、児童によりよい指導をしていくために2種類の研究授業を行っています。1つは、校内研究のテーマに即して全職員が参加して行う全体研究授業で、年間6回行っています。もう1つは、個別に日程や内容を定めて行う個人研究授業で、年間7回行っています。これ以外にも、自主的に授業公開を行なっており、お互いに授業を見合い、指導力を高めるために切磋琢磨しております。

 9月13日(木)、6年生で算数の全体研究授業が行われました。今回は鎌倉女子大学から橋本吉貴先生とゼミの学生さんもいらっしゃり一緒に授業内容の検討をして下さいました。
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 本時は、「場合の数」の導入の授業で「スクールプレゼンター」というソフトを用いていました。隠された状態で並び替えたリレーの順番を当てるというゲーム性を学習の中に取り入れ、子どもたちの関心を高める工夫がありました。場合の数の学習を行なうにあたり、並びを調べるのには記号を用いることで効率的に考えられるということも子どもたちから出てくるように指導者が発問を行なっていました。また、「ペアトーク」を取り入れることで、子どもの発言を増やし、自分の発言に自信を持たせ、子どもたちの学び合いを充実させようという学習活動も行われていました。