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管理栄養学科 家政学部

ゼミナール/授業レポート

ゼミナールレポート

病気と食事 ゼミナール / 大澤 繁男 教授食は生きるための基本。 食べ物と健康について より深く研鑽しよう。

かつて病院に勤務し、栄養療法を通して治療に携わっていた関係から、各種疾患における「食事療法」や「効果的な栄養指導のあり方」などを研究しています。生活習慣病の増加が深刻な問題となっている昨今、生活習慣の見直しや食生活の改善が重要な課題となっています。そのため本ゼミナールは、生活習慣病の発症に関わりの深い「肥満」をテーマに取り組んでいます。
まず肥満について理解・認識するために、成因やメカニズム、疾患との関係などを調査し、正しいダイエット法、効果的な栄養指導のあり方、運動療法などの実態調査も含めて学習します。そして栄養指導の実地を通し、自ら体験しながら研究を進めていきます。管理栄養士として大切なことは、常に問題意識を持って積極的に取り組むことです。本ゼミナールにおいても、自らの意志で自主的に学ぶ姿勢を期待しています。

生命化学 ゼミナール / 山崎 俊介 准教授 獣医学博士/学術博士ストレスに関わる 基本的な研究を中心に学ぶ。

多様化する社会で人々は、ストレスフルな環境下におかれています。ストレッサーには心理的・精神的・肉体的によるものなどがあり、それらの影響により生体の恒常性が崩れ、さまざまな疾患に陥ることが知られています。そこで本ゼミナールでは、ストレスのメカニズム・生体への影響、ストレス緩和作用などについてさまざまな角度から検討を行っています。
具体的な研究テーマは「ストレスの免疫系に及ぼす影響について」「性周期ストレスと皮膚(肌質)の感受性ならびに食生活との関連性について」「アミノ酸摂取による睡眠、肌質、ストレスに対する機能性研究」など。いずれのテーマも肉体的のみならず精神的にも健やかな日常生活(学生生活)を送るために検討すべき重要な課題です。研究を通し、さまざまなストレスに対応できる管理栄養士の育成をめざしています。

栄養学 ゼミナール / 田地 陽一 准教授 医学博士特定の栄養素が人体に与える 影響について探求する。

専門は栄養学、分子生物学、スポーツ栄養学です。本ゼミナールでは、「特定の栄養素が人体に与える影響」や「スポーツ栄養学全般」について、学生各自が興味のあるテーマを探求し、プレゼンテーションを行います。
具体的には、「カルシウムの摂取習慣と骨密度」「女子大学生の骨密度に及ぼす遺伝子型と運動習慣の影響」「水分摂取と運動パフォーマンスに関する調査」などです。特に、遺伝子型と骨密度に関する研究には力を入れており、このテーマを選んだ学生は、 DNA抽出や遺伝子配列の解読実験なども行います。通常の授業では「先生から教えられる」ことが多いと思いますが、ゼミナールでは「自分で調べて探求する」姿勢が大切です。この積極的な姿勢を身につけることもゼミナールの大きな目的の一つだと思います。

授業レポート

公衆栄養学 / 中谷 弥栄子 教授 医学博士健康でいるための 環境づくりをサポート。

「メタボリックシンドローム」という言葉が流行語になるくらい、健康への関心は高まっています。しかし、私たちが健康的な行動を起こすには、そのための環境が整っていなければなりません。みんなが健康で暮らせる環境を創るためには何をすべきかを考え、実践していくことこそ「公衆栄養学」という学問です。
授業では、公衆栄養活動のプランニング、実施、評価方法などの理論を学習します。さらに、対象者が健康的な行動を起こし、継続していくためには何が必要かを評価し、それをもとに学生自らがプログラムを計画、実施、評価するという系統立てた実習を行います。 健康の大切さは、健康な人にはわかりにくいものです。超高齢社会の現在、「公衆栄養学」のような健康を保持・増進する「予防医学」の分野は最も注目されており、管理栄養士としてやりがいのある分野です。

太田 一樹 教授 医学博士管理栄養士に必要な 疾病の原因・症状・経過について 系統的に学ぶ。

管理栄養士が健康管理や栄養教育を行うにあたっては疾病の科学的理解が不可欠です。 病理学とは、その名の通り「病気の理(ことわり)」を明らかにする学問であり、 疾病の原因・症状・経過について統合的に研究・解明していく医学の根幹をなす分野の一つです。授業では、一つひとつの疾病について単なる医学用語の羅列ではなく、その理論的背景について系統的に学んでいきます。医学の進歩はめざましく絶えず新しい知識を習得していかなければなりません。そして将来みなさんが管理栄養士として病院に勤務した場合、たくさんの病める人々の健康管理に携わることとなります。このためには授業に対して受け身の姿勢ではなく自ら興味をもって学ぶ習慣を身につけるとともに、疾病に対する理解を通じて、生命の有限さとその生命を慈しむこころを養っていただくことを期待します。

食品学実習 / 谷口 亜樹子 准教授 農芸化学博士実習をとおして 食品の特性と機能を解明し、学ぶことの楽しさを知る。

食品は人間が生きていくために不可欠であり、その特性、機能を科学的に学ぶことは生活する上でも重要です。実習を通して、食品の正しい知識と扱い方を学び、豊かな食生活を実践する応用力を身につけてほしいと思います。それは、食に関わる仕事に従事した時、食品を通じより人を健やかにし、食文化を高めることにつながります。
食品は人間に対する嗜好および生体調節機能が求められますが、その基盤は食品の生物的、化学的、栄養的および物理的特性です。食品実習では食品の特性と機能を解明し、授業を通して食品に対する興味をもち、学ぶことの面白さ、楽しさを知ってほしいと思います。これからは、食品の特性を分子論的に解明することが望まれ、人々の健康で安全な食生活のために食品および栄養に関わる幅広い知識が必要とされます。

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